〔第5回〕移動平均線で環境認識=他のトレーダーとの心理戦

〔第5回〕移動平均線で環境認識=他のトレーダーとの心理戦

負けないために覚える"FXの知識"と"考え方":第5回
→執筆者はコチラ

前回:小手先でテクニカル分析を使っていませんか?


移動平均線の使い方~大きく相場状況を認識する~


今回は実際に私が使っている手法について
ご紹介したいと思います。



移動平均線(MA)は多くのトレーダーが使っているものと思われます。その為、参考資料としては非常に有効で、初めての方にも使いやすいのではと思います。

移動平均線は「ローソクの終値の過去○○本分を平均したもの」になります。よく使われる本数は5、10、20、21、50、75、100、200でしょうか。
この本数に関しては自分のトレードスタイルで選べばいいかと思いますが、あまり多くの人に使われていない数値はお勧めできません。
なぜなら、 「自分以外のトレーダーとの心理戦」 がFXの本質ですので、自分ばかり見ているものでは相手の心理がわからなくなるからです。


私は主に20、50、100を使用しておりますが、比較的注目することの多い

50、100の組み合わせで説明したいと思います。

 


  • 1時間足
  • 青の線が50MA
  • 黒の線が100MA


パッとみていかがでしょうか?MAが2本とも下向きで、ローソクがMAの下で推移しています。

何となく下へ動きそうと思いませんか?

環境認識というと難しくとらえがちですが、実際はこういう「パッとみておおきくこう動きそう」と見ることが 「環境認識」 です。

もちろん、これだけで勝てるトレーダーになれるわけではないですが、「エントリー方針」は決めることができます。

反対にパッと見てどっちかわからないのは「エントリー方針」が定かではないので見送ることもできます。

こうして、トレードする前に 「エントリーの方針、方向性」 を決めれるかどうかが第一歩になると思います。

これが決まってようやく次に「ではどこでエントリーしていくか」ということに進めるようになるのです。

次回は、実際にMAを使って相場でよくいわれる「トレンド」「レンジ」の把握についてご紹介したいと思います。

次回に続く・・☆彡



ユーウ
FXを初めて2年弱。例外なく初期資金50万を溶かし、そこから本気で勉強する。何とか手探りで現在損切り貧乏と収支トントンを行ったり来たり。ただの一般投資家ではあるが、何とかトータルプラスにむけて成長したいと奮闘しております。
ブログ:NEETS(予定)ユーウのFXトレード事件簿

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商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号 関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会
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