〔第2回〕イギリスファンドの策略~ポンド過去10年で最安値~

〔第2回〕イギリスファンドの策略~ポンド過去10年で最安値~

負けないために覚える"FXの知識"と"考え方":第2回
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前回:相場の”環境認識能力”を高める理由


ポンド過去10年で最安値。その理由とは?

 

EU圏離脱の懸念から今年に入って売られまくっている印象のポンド。
たかが、庶民トレーダーのわたしですが、これって実は誰かの策略では?とも思っています。

 

以下は私が考えている妄想ですので、あまりあてにはしないでください(笑)

  • 現実として、イギリスの経済状況はアメリカ程ではないにしろ回復傾向で、賃金の増加やインフレ率も本当にわずかではあるが増えているらしい。
    6月にEU離脱の国民投票があるからといって本当に離脱するのかは甚だ疑問。
  • 万が一離脱となった場合、イギリスの産業って金融と航空関連の産業ですが、輸出の約50%がEU諸国のため、輸出産業が受けるダメージは大きいはず。
    もう一つ、「北海油田」のエネルギー源輸出というのもありますが、中東とアメリカの値下げ合戦に首を突っ込んでも割りはよくなさそう。

 

・・となると、現実的には僅差でないんじゃないかなぁと思うわけですよ。

さらに理由を挙げれば、現状を大きく変えるってなかなかできないですし、スコットランドの独立も結果、否決されてますからね。

 

で、話は戻りますが、

今後、このままの状態で経済が回復していけば政策金利はあげるわけで、ポンド高になりやすくなりますよね?
その時に安くなったポンドを買っていた所は莫大な為替差利益を得ますよね?現状、対ドルでここ15年で低い水準の価値になっているんです。
パナマ文書なども作為性をどうしても感じずにはいられない。

ここで、イギリスの産業って金融でしたよね?

ってことはイギリスのファンドがそれを見越して煽っていたとしたら・・・
と思ってしますのです。

 

基本的にファンダメンタルズって解釈があいまいでかなり難しい部分ではありますが、

 

こういう事実から考える妄想っていうのも実は意外と使えたりします。
投資家心理を考えるってやつですかね。
正解はないにしろ考える力はつくと思います。

 

現状、
過度の通貨安を批判しているアメリカが(自国がやることはさておき)このまま放っておくこともないだろうし、今後はポンド高ドル安になるんじゃないかぁと漠然と思っております。

 

所詮、あたるかどうかはわかりませんが、心理戦のFXではこういう事実に基づいた妄想も考える力がついていいのではないでしょうか?
ただただチャートを眺めるより、たまにいろいろ調べて考えると普段とは違った見方も発見できて、ちょっと経済通になった気がしてお得ですよ(笑)

・・・ただし、勝ち負けは別ですけどね。

次回に続く☆彡



ユーウ
FXを初めて2年弱。例外なく初期資金50万を溶かし、そこから本気で勉強する。何とか手探りで現在損切り貧乏と収支トントンを行ったり来たり。ただの一般投資家ではあるが、何とかトータルプラスにむけて成長したいと奮闘しております。
ブログ:NEETS(予定)ユーウのFXトレード事件簿

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商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号 関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会
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