第8回 エリアの修正と判断基準[FXプランナー]
前回までで、エリア手法を使ったエントリー準備から完了までの一連の流れを解説していただきました。そこで今回は、エリア手法の精度を上げるために欠かすことのできない修正作業と、その判断基準についてレクチャーしてもらいます。
【エリア手法の極意 実践編[FXプランナー]】
・第1回 チャートの中から優位性の高い場所を見つける方法(無料公開中)
・第2回 ローソク足からチャートを徹底的に分析する
・第3回 ローソク足からチャートを徹底的に分析する〜エリア手法解説〜
・第4回 許容範囲の考え方と決め方
・第5回 設定した許容範囲をエリア手法で使う方法
・第6回 エリアの値幅を許容範囲まで絞り込む考え方
・第7回 エントリーの前後にすべきこと
・第8回 エリアの修正と判断基準
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・テクニカル分析の極意|第1回 買い手と売り手の心理をつかめ![FXプランナー]
第8回目次
1. 人によって違ってくる二つのポイント
2. レンジ=バトルの判断基準ではない!
3. エリアの判断と修正
人によって違ってくる二つのポイント
エリア手法におけるエリアの定義をもう一度おさらいすると、「ロングエリアの上限は高値、下限は買い手が売り手を押し切ったレート」「ショートエリアの上限は売り手が買い手を押し切ったレート、下限は安値」です。それぞれの上限・下限ともに定義は決まっていますが、100人が全て同じエリアを引くことができるのかといえばそうではありません。チャートの中からそれらのレートを判断する必要があるため、人によってエリアが違ってくることもあります。
FXで安定した利益を残すためには、自分の基準で繰り返し勝負することが重要になります。しかしエリアの精度が低ければ、その基準で繰り返し勝負をしても当然利益は残っていきません。そのとき、エリアの修正をしながら精度を上げていく作業が必要になるのですが、その修正判断はどのように行えば良いのでしょうか。
よろしいですか?