前回：『孫子の兵法』でも”リスク管理”は大事だった!!

ライター：オラチ
“安定したトレードができるようになった”私の負けないトレードの思考を"負けた"トレードから学んでいただくトレードコラムです。
ブログ：ＦＸ物語～自由な人生を始めませんか～

「資金管理」の大切さ

「彼を知り己を知れば百戦殆からず」という格言から、成功への近道には自分を分析すること。
中でも「時間・資金・性格」を把握することが重要であると述べ、前回一つ目の「時間管理」について書かせていただきました。

今回は「資金」について個人的な見解ではありますが書かせていただきます。

自分の「資金」を把握する。
つまり「資金管理」をするということです。沢山のＦＸサイトやＦＸブログを見ていても、必ずと言っても良いくらい「資金管理」について書いてあります。
ということは、それだけ重要なことであるにも関わらず、まだ資金管理ができず負けている人が多いということなんです。

では資金管理って？

最も重要なのは下記の3項目です

• １回のトレードで運用する資金を決める
• トレードをする際に損切りポイントを決めてトレードをする
• トレードをする前にリスクリワード比を確認し、運用するロット数を調整する

僕自身トレードで結果が出ていなかった頃は、負けたらむきになって勝つまでトレードをしたりして、気が付いたら大きな損失を出していました（笑）
今では自分の資金（証拠金）に対して、１日のトレードで出す損失額を最大３％と決めてトレードをしています。（例：証拠金が１００万円なら、その３％の３万円までが損失額）

トレード歴によっては誤差があると思いますが、初心者の方は１回のトレードでの損失額は 資金の１～２％以内 にすることをお勧めします。

 
トレードをする際に損切りポイント（損切り幅）を決めてトレードをする

勝率１００％の手法はたぶんありません。なので、自分のシナリオ通りに行かないこともあります。
そういう時こそ、いかに損失を最小限にするかが必要になります。

そこでトレードをする際に負けを認めるポイントを決めておくのです。それが損切りです。
トレードで結果が出ていなかった頃は、まったく損切りを決めずトレードをしていました。今考えれば恐ろしいことですよね。

現在は、自分のトレード根拠が崩れるポイントに損切りを設定してエントリーしています。

リスクリワード比とは、エントリーしたポイントから損切りまでのpipsと利益ポイントまでのpipsの割合のことです。
もし損切り幅が３０pipsで利確幅が１０pipsのトレード計画を立てた場合。・・・。想像しただけで怖いですよね（笑）
こんな損大利小のトレードをしていると、いくら勝率が高くてもトータルで勝つことができるでしょうか？
まずはリスクリワード比が最低でも１：１以上のトレード計画を立て、なおかつ最大損失額や損切り幅に合わせてロット数も調整しなければなりません。
そうすることで負けないトレードをすることができます。

以上、最低限上記の３項目は必ず守って下さいね。 次回は「性格」について書いていきますね

次回に続く・・☆彡