スプレッドの狭さの違いが、EA成果の決定的差では無い! ストップレベルの違い!
題名はガンダムの有名なセリフをもじっただけで他意はありません。
「スプレッドの広いところと狭い所のどちらがいいですか?」と問われれば、
当然狭い所の方がいいのですが
口座によっては隠されたEAの制限があるのをご存じでしょうか?
というのも新EAのチェックはボチボチ行っており、
紹介に足る素晴らしい物も見つけています。
度々私のブログで出てきているMr.Brainレシオという物がありますが、
知っている人が見れば
「おい、こんな数値はあり得ないだろ。詐欺だ、止めとけ。」
と言いたくなるレベルの物です。
TickStoryを使いなるべく正確なバックテストを
2005-2015年1月末期(ECBの追加規制緩和含む)までの間で行いましたが
利益がEURUSDだと57000ドル。
最大ドローダウン値が240ドル。
Mr.Brainレシオは1.31
これ、複数ロジックでも何でも無いです。
ロジックはただ1つだけ…。
しかも(EAの価格によりますが)多通貨運用できます。
Forex White Bear V3が0.2であり、
これを基準として同程度あれば優秀と評価しているのですが、
それと比較してこの数値です。
最大ドローダウンを計上しても、平均一ヶ月以内で回収できる計算になり
このEAの優秀さの洒落にならない度合いがわかるかと思います。
このEAの話は後日行うとして、早速本題の方へ移りましょう。
ちなみにですが、
** Zero口座では前述したEAの利益は
ほぼゼロになると思います。
** Zero口座においては確実に話になりません。
この明暗を分けたのは
ストップレベルの違い
です。
まぁ…あんまり気にしてない事ですよね。
私もこのEAをチェックするまで余り気にしていませんでした。
ちょっとピーキーな設定のEAを稼働しようとしても動かないので変だなと思ってたぐらいで(^^;
ストップレベル制限について簡単に言ってしまえば"それ以下での発注は認めない。"ということです。
仮にストップレベルが40(ポイント。4pips)であれば
2pipsで利確の注文を入れようとすると弾かれます。
トレーリングストップを設定するとすれば41以上で設定しなければなりません。
(それ以下で発注を出そうとすると"Order Send Error 130"と出ちゃいます。)
これはサーバの過負荷を避けるための措置なんですが、
強いサーバを持つ所だったりすると
ストップレベルが0を持つ所があったりします。
0ならばトレーリングストップや発注が自由自在に行えるわけで
事実上のEAの制限が無いのですが、
先程の例に出したようにストップレベルが40だと
動かないEAが出てきちゃう訳ですし、
トレーリングストップを採用しているようなEAだったり、
相場が急変したときに指値で発注を入れようとしても動かなくなり、
大ダメージを食らう可能性があるわけです。
そういう意味ではなるべくストップレベルが少ない所を選択して運用した方が安心出来るし、利益が出る可能性も当然上がります。それになにより選択できるEAの幅が拡がることになります。
いまお使いの口座のストップレベルはいくらでしょうか?
通貨ペアによってストップレベルは違いますが、
いまお使いの口座のストップレベルを比較してみるのも良いと思います。
written by まさき この記事を筆者のサイトで読む