今のUSD/JPYは過去の値動きと似ている・・・ということは!
あえてメジャー通貨ペアを書いてこなかったゆったり為替ですが、そろそろ執筆範囲を広げていこうかと考えています。
そこで、ゆったり為替が中期(1か月~1年程度)のトレードで、どのようにドル円(USD/JPY)を攻めるのか、現在考えていることをご紹介します。
基本姿勢: 待つ。 USD/JPYの過去を分析しますと、現在はある状況と類似していることに気づきます。そこで、短期トレードならば買うという選択肢がありますが、中期のトレードを志向する場合は待ちます。 ☆ 何を待つのか? 円高になるのを待ちます。目標とする円高幅は10円超です。 ☆ なぜ円高を待つと言えるのか?そして、なぜ10円超なのか? それは、現在の状況が過去と類似しているからです。「過去」とは、日米金利格差が拡大したときのUSD/JPYの値動きです。アメリカ合衆国の政策金利は2015年に上昇する公算が大きくなりつつあります。日本の政策金利は底ばいのままと想定できます。すなわち、金利格差の拡大です。 ☆ 金利格差の拡大→USD/JPYの更なる上昇ではないのか? 過去の為替レート推移を分析した結果を見れば、「NO」です。過去の値動きは以下の通りでした。 日米金利格差拡大の・・・ (1) 開始前 : 円安 (2) 初期 : 円高 (3) 中期 : 円安 (4) 後期 : 円安 具体的に分析した記事を公開しています。FXサイト「Trader's Spot」内の記事「アメリカの政策金利が上がると、ドル円(USD/JPY)はどうなる?」をご覧ください。 その記事では、過去の値動きを参考にしてトレード案(1)~(4)を公開しています。現在は(1)に該当し、この案を採用した場合は大きな利益をあげることが可能でした。(2)以降で勝てるかどうか。その結果は今後判明します。 ☆ では、円高にならなかったら? 過去の値動きは将来の値動きを保証しません。今回は円高にならないという可能性も十分にあります。そこで、円高局面に転換するのを確認してからトレードを開始するほうが、確実性が高いでしょう。 なお、Trader's Spotでこの情報を書くべきかどうか、かなり迷いました。というのは、一般に公開するにはあまりに惜しい情報だからです。そのような情報を書いていますので、Trader's Spotの記事を是非ご覧ください。
written by ゆったり為替