ドル円、ムーディーズの日本国債格下げを受け乱高下:ドル円は数分間で約１円の乱高下をしたけど、結局１１８円と１１９円の間で落ち着いてる

本日の当番：キャドル


キャドル：今日はムーディーズが日本国債を１段階格下げしたニャ。

それを受けて、ドル円は数分間で約１円の乱高下をしたけど、結局１１８円と１１９円の間で落ち着いてるニャ。

下はドル円４時間足だニャ。



格下げ発表直後は悪い円安が意識されたのか、一瞬円安方向に行ったニャ。

ただそのあとすぐ、円高方向に切り返してるニャ。

理由ははっきりは分からないけど、悪い円安で円安方向のトレンドが出るなら、日本の信用への懸念からトリプル安(株安、円安、債券安)になると思うニャ。

ただ今回の材料で、日本国債が売られ、金利上昇が継続的に起るのは難しいと思うニャ。

そもそも増税延期で国内景気が回復に向かうというシナリオがある限り、投機の人たちが日本国債を売り浴びせるのにはかなりのリスクがあることや国内金融機関の国債に対する押し目買い意欲が金利上昇を抑えてしまうといった理由が挙げられると思うニャ。

それを含めて考えると、円安に向かった後、円高方向に行った理由は、単純に株の先物が下げたことでドル円も下に引っ張られたといったとこじゃないかと思うニャ。

まあ今後の金利動向や他の格付け会社が日本国債の格下げを発表してくる可能性も含め、意識しておく必要があると思うニャ。

取引の仕方としては、格付け関連の材料であれ、経済指標であれ、しっかりレンジブレイクなどの価格の動きを見て、エントリーしていくことが大事だと思うニャ。

色んな材料に振り回されないよう気を付けようと思うニャ。




　
written by 円吉