ペッグ通貨EURCHFの無制限介入に軽いアラート点灯!?

ペッグ通貨ユーロスイス(ユロスイ EURCHF)がペッグ水準である1.2に向けて
下落を続けています。

◆背景
下落の背景にあるのが、11/30予定のスイスの国民投票。
スイス国立銀行SNBに対し、全資産の少なくとも20%を「金」で保有することを
義務付けるかどうかの投票が行われます。
「スイスの金を救え」国民投票、可決なら金価格上昇も

「スイスの金を救え」をスローガンとする提案はシンプルだ。スイス国立銀行(中央銀行、SNB)に対し、全資産の少なくとも20%を金で保有することを義務付けるというものだ。現在は8%にとどまっている。現行の資産残高は5220億スイス・フラン(約62兆500億円)。2019年までに義務付けられた割合を満たすためには、SNBは少なくとも1500トン、現在の価格で約563億ドル(約6兆4500億円)相当の金を買い増す必要がある。

米銀バンク・オブ・アメリカ(BOA)の推計によれば、この購入量は年間ベースでは世界の需要の約7%に匹敵し、金価格が18%上昇するきっかけとなる可能性がある。そうなれば、金相場の強気派にとっては強材料となる。金相場は過去2年間に32%下落している。
30日の国民投票を控え、世論調査では有権者の意見は二分すると予想されている。SNBとスイス政府はこの動きについて、ユーロに対するフラン上昇を食い止める取り組みを阻害するとともに、同行の地方自治体への年間配当の減少につながると警告している。
◆国民投票はEURCHFの為替介入にどう影響する?
もし、金の保有割合を2割以上に引き上げることが決まった場合、
為替介入のための資金にも影響する可能性があります。
最悪の場合、現在のEURCHF1.20以上を維持する政策の維持が困難になるかもと
言われています。

国民投票が可決された場合、すぐにSNBの為替操作が困難になるわけでなくとも、
投機的にEURCHFが売られるリスクがあります。

◆私のEURCHFの投資戦略 ~まずは準備
過去、ボラティリティが高かった時期は密なトラップで稼働させていた
トラリピEURCHFですが、現在はボラティリティがないため停止。
ペッグラインである1.2に近づいたら大きく買う戦略を取っていました。
※現実には稼働せず。

しかし、現状では一旦、現在仕掛けてある大玉買いは一旦キャンセル、或いは、
1.2を割れた位置に移動させたいと思います。

当面、ペッグラインは維持されるものの、
投機筋の動きでボラティリティがアップ⇒トラリピ戦略が上手く稼働する
相場になることを期待したい!

結論:
トラリピの+大玉買いを仕掛ける準備だけはしておこうと思います。

トラリピEAの環境構築に関する情報はこちら


written by postin
商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号 関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会
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