【フジトミ】東京ゴムは上伸し、サヤを買われる

【フジトミ】東京ゴムは上伸し、サヤを買われる

(東京原油・石油製品) 27日の東京原油・石油製品は総じて上伸。原油期先11月限は前日比80円高の3万2160円、ガソリン期先1月限は同320円高の4万5320円、灯油期先1月限は同310円高の4万6560円。 東京原油は夜間で3万1500割れをみせる急落を演じたが、海外原油の値崩れが影響していた。海外原油は清算値決定にかけて大きく買い直され、東京原油は3万2000円台回復へ。日中取引では3万2000円台の動きをみせつつ、円安が大きな支援になっており、上値を試す値動きはいずれも円安がキッカケだった。昼以降、円安が一服していたが、海外市場の強調地合いが支えになって石油製品中心に買い進まれ、軒並み夜間の高値を更新している。出遅れ感のあった石油市場が買い進まれたとみる。原油は海外原油の戻りが鈍いだけに、上値が重かったことも、ガソリンや灯油市場での値ごろ買いや打診買いにつながったとみる。明朝発表される米APIの在庫統計ではガソリン需要の動向に注目。 (東京貴金属) 27日の東京金は反落。金期先4月限は前日比9円安の4470円、白金期先4月限は同13円安の3320円。 夜間取引序盤にNY金がストップロスの売りを伴って急落しており、東京金も一時、大幅安を強いられた。4436円の安値示現も一時的で、その後は下げ幅を縮小。日中取引では4460円を割り込むなど、NY金の一段安が下げ幅を拡大することに。ただ、昼にはNY金の戻りを好感して4470円台を回復する場面もみせた。昼以降の東京金は狭いレンジで推移しており、ここ最近のボックス圏に変わりなし。欧州時間帯のNY金の動向に注目。 (東京ゴム) 27日の東京ゴムは上伸。期先11月限は前日比3.3円高の193.4円。 注目の新甫12月限が発会し、上ザヤで発会した。減産期に足を入れた限月だけに、順ザヤは仕方ないが、このままサヤが買い進まれ、全体での順ザヤ形成に発展するか注目され、全般に様子見ムードから商いは夜間取引から極めて低調だった。全限が190円を維持する動きを続けたためか、昼の薄商いの局面で買い進まれ、先限は195.0円を示現。そこでは買いも一服。このまま、順ザヤ相場形成に向かうか、増産期を意識して上値の重い展開に逆戻りするか注目。 (東京トウモロコシ)  27日の東京トウモロコシはシカゴのさらなる戻りや急ピッチの円安に反応せず、続落。期先7月限は前日比80円安の2万1470円。 週明けのシカゴは続伸し、円安も急ピッチに進行したものの、下げ渋りの反動安で東京トウモロコシは戻り切れず。前週のシカゴコーンの7%以上の急落を無視して下げ渋った反動安を継続している。しかし、再開後のシカゴは続伸し、一段と円安も進行するなど、反動安をすでに織り込み、上伸してもおかしくはなかったといえる。ただ、米コーンベルトの生育に理想的な天候が続くとみられ、東京市場では戻り売り人気が根強いようだ。シカゴが引け後に発表された作柄状況が据え置かれたことが期待外れとなり、戻りをみせている。東京は2万1600円台でおかしくはなかったといえるだけに、目先は押し目買い有利とみる。 (東京米国産大豆) 27日の東京一般大豆は玉次第でマチマチ。期先6月限は前日比150円安の4万6060円。 東京一般大豆は期先でバイカイの動きがみられたが、全般に様子見ムードが支配的で、先限は玉次第で推移していた。シカゴはさらなる戻りをみせたが、予想に反して作柄が後退したためとみられ、東京市場でも目先は自律反発の動きも。不安定な動きの中、ひとまず売りは買い戻して、改めて噴き値売りで臨みたい。 https://www.fujitomi.co.jp/?p=16222
written by HK  
商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号 関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会
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