【フジトミ】東京石油市場は続落、海外原油安と円高を映して
(東京原油・石油製品)
25日の東京原油・石油製品は海外原油の一段安と円高を受けて続落。11時現在の原油期先9月限は前日比320円安の3万5570円、ガソリン期先10月限は同260円安の4万8810円、灯油期先10月限は同220円安の4万6760円。
週明けの東京は急ピッチの円安を好材料にして夜間の急落した値位置から大きく買い直されたが、週明けの海外原油の一段安と円高もあり、東京はふたたび値を消している。日中取引では日経平均株高の影響で円安がやや進行したこと、海外原油の戻りを好感して下げ幅を縮小したが、連日の下げ渋りの様相で、海外原油の値位置からみての値ごろ買いがやや優勢ともいえる。WTIの戻りは一服しているが、東京原油は戻り高値水準でのもみあいをみせている。在庫統計に対する期待先行ともいえるが、午後も日経平均株価の動きに注目。ただし、実勢悪から戻り売り基調はまだ続くとみるべき。
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written by HK