トレードルールの核(エッジ)を意識する 【月光為替】
これは結構トレーダーとして経験ができてからの話だが、売買ルールに幅を持たせる具体的な指針を話そう。
最初は売買ルールに厳しく機械的にトレードすることを目標にしていくと思うが、それをクリアしていくと、いかにそのルールを応用してほかのポイントから利益をとっていくかという話になってくる。
で、難しいのが、そういう応用したトレードを「売買ルール破り」としてダメだと頭ごなしに否定してしまうと、成長が止まってしまう。この世界では成長のストップは死を意味するので、それでは長期的に勝ち残っていけない。
だからといって、適当にトレードしてしまうと、これはこれで勝っても負けても意味のないものになってしまう。
ポイントは、「核」を意識することだ。
自分のルールの核はなんなのか。ルールを順々にわけていくと、ブログでも書いている通り、方向の認識、ゾーンの認識、タイミングの認識という風にわけられていく。
で、自分のルールの核はこのなかのどの部分なのだろうかと考えるわけだ。核というか、エッジと考えてもいい。
今までのトレードを見直して、自分の強みが方向とゾーンにあるのなら、それがしっかりしているときはタイミングは多少曖昧でもいい。そうしてデータをためていけば「特別な場合のタイミングのルール」が新たに出来上がり、それを加えればいいだけの話になる。
自分の強みがタイミングなら、多少方向に不安があっても、そのシグナルとして素晴らしいものがでればエントリーしていくといい。そして、どの程度の利幅がでるのかをちゃんとデータを集め検証していく。
ルールの中で自分が経験的に最もエッジがあると考える部分はそのままにして、他の部分でどう変えていくのかってのがポイントになってくる。
いつか、ルールを改善していったり、ある意味直感というか、正しい逸脱したトレードをやっていくための俺なりの方法論みたいなのを動画で解説したいと思っているんだが、今忙しくてさすがにできない。
とりあえず、初心者のうちはとにかく売買ルールを作り、変なトレードをせず、慣れていくことをくりかえしていくしかないが、その状態を3年くらいクリアした中級者くらいからは、この核を意識してトレードを改善していくと上手くいく。