相場の原理原則EAを使用したエリオット波動の攻略法
相場の原理原則EAは、エリオット波動とチャートパターンの目標レートを表示させることが可能ですが、今回はエリオット波動を利用したトレード方法について、解説をしていきたいと思います。 エリオット波動は、トレンド相場での値動きの一定のサイクル・リズムを学問化したもので、ラルフ・ネルソン・エリオットによって体系化され、「波動原理」として投資の世界に出回りました。 その有用性は、「波動理論」が出版された1938年から80年経過した現在でも全く色あせることなく通用し続けています。
エリオット波動理論をトレードに活用するために、必要な知識について
エリオット波動の中身についてはこちらの記事で詳細に書いていますので、今回はこのエリオット波動理論を使ってどのようにトレードに活用できるかを述べていきたいと思います。 エリオット波動は、上昇トレンドの場合も下降トレンドの場合も存在しますが、ここでは、話を簡単に進めていく為に、上昇トレンドの場合についてのみ、書いていきます。エリオット波動理論の概要を理解する
エリオット波動で捉えるべきは、第3波と第5波
エリオット波動理論では、トレンド方向に推進する波動は、奇数の波動。トレンド方向と逆方向に調整する波動は、偶数の波動と認識されたと思いますが、その中でトレンド方向に動く第1波は、捉えることは非常に困難です。 何故、困難かといえば、例えば、それまで下降トレンド中にある波動の上への動きを、チャートの右側で、下降トレンドの戻りなのかトレンドが転換したエリオット波動の第1波なのか、判断できないですよね? トレードにおいて、トレンド方向に推進する波動を捉えるとしたら、第3波と第5波が最も現実的です。フィボナッチリトレイスメントで調整のレベルを予測する
エリオット波動の第3波と第5波を効率的に捉えて利益を得るためには、第1波や第3波の調整が、どの程度のレベルまで調整するのかを理解することが大切です。そこで、重要になってくるのが、フィボナッチリトレイスメントです。
フィボナッチリトレイスメントは、平たく言えば、調整が終わって反発しやすい水準のことで、MT4にも標準装備でついています。
便利ですよね。
こうしたフィボナッチリトレイスメントは、今やFXや株式などの業者が提供している分析ツールには、ほぼ常識的に標準装備されています。 つまり、多くのトレーダーが意識するポイントとして、このフィボナッチリトレイスメントを使用しているということです。 ここまで理解されましたか? それでは、いよいよエリオット波動を使ったトレードについて入っていきたいと思います。
エリオット波動の第3波と第5波を狙うエントリールールについて
トレードにはエントリールールが沢山ありますが、このエントリールールは、大きく分けると順張りと逆張りの2種類しかありません。 これは、エリオット波動で第3波や第5波の波動を捉える場合も同じです。 それでは、それぞれのエントリールールのメリット・デメリットを整理していきましょう。・順張りと比較して、リスク・リワードの高いトレードが期待できる。
●デメリット
・勝率が順張りと比較して低い
・強いトレンドに、エントリーができない場合がある。
・逆張りと比較して、勝率が高い。
・強いトレンドにも反応して捉えることが出来る。
●デメリット
・逆張りと比較して、リスク・リワードが悪い
エリオット波動の第3波を狙う場合は順張り、第5波を狙う場合は逆張りが効率的
いきなり結論から書いてしまいました。 理由は簡単で、第2波は深さが読めない。第4波は深さが比較的読みやすいからです。 それでは、具体的に第3波を狙う順張りの戦い方、第5波を狙う逆張りの戦い方について書いていきます。第3波を狙う順張り方法・逆張り方法
共通的な前提として、順張りも逆張りも、押し目の深さが1/3押し目よりも深くなるまで待ちます。 1/3押し目辺りまで来たら、第1波高値に逆指値を入れて強いトレンドの場合は入れる様に対応しつつ、1/2押し目~2/3押し目にくるまでは、アクションを起こさないで様子を見ます。 以下の方法は、その前提条件である1/2~2/3押し目辺りに来た場合のアクションになります。第2波~第3波に転換するポイントを狙う順張りのエントリー方法
第2波は、第1波の動きのほとんどを戻すケースが多いです。 そのため、第1波の起点をしばしば割って、トレンドの前提が崩れ、大きく思惑と逆方向に動いてしまうこともよく起こります。エリオット波動第2波に多い形状のイメージ
イメージ図を見て頂ければわかる様に、概ね一つの目印となるような波動が高値と押し目の最深部の間に出来ます。 第1波高値とこの突出した山を結んでラインを終値で超えたらエントリーをするイメージです。
押し目の底を確認し、市場が上に行くよという合図で入るという考え方が、この2つ目の山の高値を終値で超えたら入る順張り方法です。
エリオット波動第2波~第3波に転換するポイントで実際にエントリーするイメージ
第2波の途中で逆張りで入り、第3波を狙うエントリー方法
第2波での逆張り方法は2つあります。一つ目は、1/2押し目か2/3押し目のポイントで入る方法
二つ目は、エリオット波動の第2波にトレンドラインで入る方法 です。
一つ目は、イメージできると思いますので割愛し、二つ目をチャートの画像を使って説明をします。
エリオット波動の第2波にトレンドラインで入る方法
トレンドは、その動く方向の他、傾きも維持する習性があります。
トレンドラインで入る方法は、その傾きを維持する習性を利用したエントリー方法です
以上で「第2波~第3波に転換するポイントを狙う順張りのエントリー方法」と「第2波の途中で逆張りで入り、第3波を狙うエントリー方法」の説明を終わります。
第5波を狙う順張り方法・逆張り方法
多くのブログやメディアは、第3波が最も力強いと主張していますが、サイト管理人は、実はこの第5波こそが、もっとも力強い波動ではないのかと考えています。勿論、波動の判別方法や目標レートの算出方法が特殊なのもありますが、分かり易い押し目水準を考えると、第5波を狙う価値は十分にありそうです。
第4波の途中で逆張りで入り、第5波を狙うエントリー方法
第4波の水準は分かり易いと書きました。その理由は、チャートの左側で予想ができるためです。
つまり、第3波の到達具合でトレンドの強さが見えるため、到達の状況に拠ってはエントリーを見送ったり、押し目で入るポイントの深さを変えて調整したりできます。
具体的に押し目水準を書きます。
第3波の到達予想より強いかピッタリぐらい | 押し目水準⇒第3波の0.333~1/3押し目 |
第3波の到達予想に少し届かないくらい | 押し目水準⇒1/3~1/2押し目 |
第3波確定レート辺りまで | 押し目水準⇒1/2~2/3押し目 |
第3波確定レートまで届かず | 見送り |
第4波~第5波に転換するポイントを狙う順張りのエントリー方法
第4波から第5波に移行する転換点では、トライアングルやレンジを形成する場合が多いです。 順張りで入る場合は、こうしたチャートパターンのブレイクを狙う方法が、全値押し水準までリスクを取る必要がなく、かつ、勝率も高いので手堅いです。相場の原理原則EAを使って、戦い方を研究する
いかがでしょうか。 ここまでエリオット波動の攻略方法について書いていきましたが、水平線やトレンドラインの終値ブレイクで入ったり、押し目水準などで逆張りしたり、或いはトレンドラインで逆張りをしたりというエントリー手法は、全て相場の原理原則EAで実践することが可能です。また、第4波の攻略法で出てきましたチャートパターンの攻略法についても、下記のリンクで記事にしています。
相場の原理原則の使い方はこちら
チャートパターンの戦い方はこちら
どうか、皆様も研究や検証を実施して、優位性の高いトレードをしていって下さい。
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