思考力:「収益の追求」と「戦略の追求」
こんにちは、管理人の日経OP売坊です。
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さて、今回のテーマは収益の追求と戦略の追求です。
投資には、2つの側面があると考えています。
<1つ目は、金銭的なものです。>
☆ つまり、収益です。
☆ 極論すると、儲かれば、戦略も何も関係ないということになります。
<2つ目は、心理的なものです。>
☆ つまり、精神的なのもので、「当たったか、外れたか」です。
☆ こちらも極論すると、儲けは関係なく、戦略が当たったか外れたかが重要となります。
現物株、為替などについては、戦略が当たらないと、なかなか収益にはなりません。
一方、オプションの売り戦略は、多少相場見通しを外しても、収益が出る可能性がある取引です。
この特徴は、「収益追求型の投資家」にとっては、この上なく魅力的な特徴ですね。
したがって、オプションたくさん組み合わせて、あまりに凝り始めると、結果として方向性をあてに行くことになってしまうかもしれません。
注) ショート・ストラングル(OTMのコールとプットの売り)やカレンダースプレッド(期近のオプションを売り、期先の同一行使価格のオプションを買い、タイムディケイの差を狙う)は、この限りではありません。
なぜ、戦略を凝りだすかというかというと、戦略が当たると、「この上なく自分が優れている」とかの感情が出てくるからです。
その時はドーパミンがたくさん出ている状態ですね。
この快楽が忘れられなくなると、最悪、「ギャンブル依存症」とかになる可能性もありますので、冷静に自分の感情をコントロールする必要が出てきます。
カジノ、パチンコ、競馬でも同様の状態となりえます。
これもまた、自分の欲との闘いですね。 いつでも、冷静に、そしてクールに行きましょう。
注)以上は私見であり、また、ファイナンシャル・リテラシー(金融知力)の向上のみを目的としたものです。したがって、投資勧誘の目的で作成されたものではありません。実際の投資の最終判断は、自己責任でお願い申し上げます。
よろしいですか?