「10年放っておいても稼ぎ続ける?」トラップ系トレード(その5)

「10年放っておいても稼ぎ続ける?」トラップ系トレード(その5)

044617-2今まで4回にわたって通貨ペアを研究してきました。
しかし、どれも期待できる利益率は10%に届きませんでした。

完全放置で8%近くを期待できるならば満足だと思うのですが、何とか改善できないか?これを考えます。
今回検討する通貨ペアは、第1位に輝いたSGD/JPYです。
  SGD/JPYで「10年放っておいても稼ぎ続ける?」を実現する設定は以下の通りでした。 通貨ペア : SGD/JPY 取引数量 : トラップ一つにつき1,000通貨 トラップ幅 : 50 pips トラップ範囲 : 59.00~87.00 (トラップ数:57本) 想定最低値 : 59.00円 必要証拠金 : 96万円 ここで、設定に工夫を加えます。 SGD/JPY=85円といったレートで取引すると、10年間のほとんどの期間で含み損を計上することになります。しかも、レートが安値になるときの含み損が大きくなります。これは面白くありません。そこで、トラップの範囲を変えます。 トラップ範囲 : 59.00~80.00 (トラップ数:43本) 80円を超える水準では利益を得られません。 しかし、高値のポジションはほとんどの期間で含み損を計上し続けて不愉快だな~、という状況を回避できます。高値と安値の差が小さいSGD/JPYであっても、高値では手を出さないということです。 すると、必要証拠金は57万円になります。39万円もの減額です。41%OFF! 80円を超えると利益を得られないとはいえ、必要証拠金が劇的に減少します。 このため、10年間の総合計で年率10%を超える利益を期待できるかもしれません。 (お約束の言葉: もちろん、実際に実行した場合の利益についてどうなるか、誰にも分かりません。) 次回に続きます。
written by chun
商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号 関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会
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