楽天証券による、FXCMジャパン証券の買収について 知っておきたいこれまでもまとめたよ!

楽天証券による、FXCMジャパン証券の買収について 知っておきたいこれまでもまとめたよ!



ご存じの方も多い通り、「楽天証券株式会社による、FXCMジャパン証券株式会社の株式の取得(子会社化)」というニュースがありました。 アルパリの破綻に続き、FXCMが買収されるなど、ここのところにわかにFX業界が慌ただしく動いているようです(業界再編と聞くと「華麗なる一族」を想像してしまいます) Pepperstone、Think Forex、と海外MT4(メタトレーダー4)業者の締め出しを感じずにはいられないこの頃、システムトレード派にとってMT4が使えるFXCMの動きは気になるのではないでしょうか(日足が5本になって使いやすくなりましたよね)。 また、YJFX!がMT4サービスの取扱いをやめるなど、ただでさえ少ないMT4取扱い業者の今後の動向は注目が集まります。 ここでは楽天証券とFXCMの買収についてまとめてみたいと思います。

FXCMジャパンのこれまで



FXCMジャパンのサービスを使うなら、FXCMジャパンのことを知っておきたいところです。「FXCMジャパン」という名前は「フォレックス・キャピタル・マーケッツ・ジャパン(Forex Capital Markets)」の略になります。 それでは難しい場所を端折ってどこよりも分かりやすい沿革を時系列で見てみましょう。  2001年6月:米FXCMと提携し、「FXCMジャパン」設立。  2011年7月:ODL JAPANと合併し、「FXCMジャパン証券」発足。  2011年10月:フォーランドフォレックスを買収。  2012年10月:FXCMジャパン証券が米FXCMに買収される。  2015年4月:楽天証券がFXCMジャパン証券を買収。 米FXCMと提携ししてFXCMを設立し、ODLジャパン、フォーランドフォレックスと懐かしい名前のFX会社を次々と買収。 と思っていたら自身が米・FXCMに買収され、今度は楽天証券が買収するという流れです。 早川社長の手前言及するのもですが、米ヤフーとソフトバンクの合弁で作ったヤフー株式会社。そして、今度は米ヤフーを買収しようかなとチラつかせる孫さんてスゴいですよね。

どうして楽天証券に買収されたの?



今回、楽天証券に買収されたFXCMジャパン証券。そもそも、どうして米FXCMの手元を離れ、楽天に買収されることになったのでしょうか。 理由は記憶に新しい2015年1月15日の「スイスフランショック」であると言われています。 大きな相場変動によって顧客顧客の証拠金以上の損失を出してしまい、その損失(2億2500万ドル)を米FXCMが被るという形です。 米FXCMは融資を受けることに成功し、アルパリと異なりどうにか破綻は免れた模様。しかし、どうにかしてお金は欲しいところです。 「やべぇよ金作らねぇと」「FXCMジャパン証券売れば良くね?」と思っていたところ、FXで成長をしたいと思っている楽天証券が名乗りを上げたという流れになります(言葉遣いは異なります)。

楽天が加速させるFX事業



藤田社長率いるサイバーエージェントも今は既に異なりますが「YJFX!」に。 熊谷社長率いるGMOは「GMOクリック証券」「FXプライムbyGMO」に。 インディーズAVからメキメキと成長し(今はチャットレディなどもありますね)、今や国内最大手とも言われるのは「DMM.com証券」。 楽天もついにFX事業を本格的に加速させる時代が来たのかもしれません。 FXCMジャパン証券を楽天証券が買収したことでサービスにどのような変化があるのかは注目が集まるところです。 引き続き、今後の動向をチェックしたいと思います。




written by すべてがFXになる  
商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号 関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会
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