米・3月雇用統計、fx-onの人気EAの成績を見てみるの



あいにくの雨です。 fx-onは日本全国からアクセスがあるのに「雨です」はおかしいですが、ここ関東地方、東京都、豊島区、ネットカフェ「自遊空間」の外は雨です。 雨が降ると眠くなる、平気で6時、7時、8時と寝てしまう、どうしてなのか雇用統計の結果以上に気になってしまい(ダメな子)調べてみると、  ・低気圧により「副交感神経」(落ち着く方の神経)が活発になるため  ・低気圧により「酸素濃度」が薄くなる(体が省エネモードになる)ため  ・光量が少なく「セロトニン」(うつ病のアレです)の分泌が少ないため こんな理由があるそうです。ここまで分かっているのなら、会社もお休みにすればみんな幸せと思います(「晴耕雨読」推奨派)。

米・3月雇用統計

さて、長すぎる枕詞はページ離脱の原因(手遅れ)、2015年4月3日、米・3月雇用統計が発表されました。 結果は非農業部門雇用者数が、予想24.5万人に対して結果12.6万人ということで2013年12月以降最小となりました。 世界はグッドフライデーで多くの市場がお休み、アメリカも短縮取引ということでイースター休暇入り、たまごを彩ってみたり、隠したり見つけたりしている中の閑散相場。 FX会社によっては「スプレッドがいつも以上に開くかもよ?」というメールが届いていたと思います。

雇用統計の相場の変動

非農業部門雇用者数が予想をはるかに上回る「悪い」結果となり、市場はドル売りで反応。ドル円相場は119.5円から一時118.7円台まで下落しました。 ユーロドルもきれいにドル売りで反応。1.091あたりから1.100まで上昇しました。 順張りブレイクアウトならきれいにとれたかもしれませんが、よくよく見ると大きな指標によく見られる長いヒゲがあったため、往復ビンタになってしまった方もいるかもしれません(私です)。 反面、ユーロ円やポンド円などリバウンドしやすい傾向がある通貨ペアにおいては短い足での逆張りが機能したようです。 そう異なる手法を併用することで大きな資金の目減りを抑えつつ、淡々と利益を重ねていくのがシステムトレードの利点だと思います。

fx-onの人気EAはどう動いた?

BandCross3 EURUSD

雇用統計やFOMCといった大きなイベントの前後ではブロガーさんたちの投稿が活発になります。私もブログを楽しみにどんなEAが人気があるのかなとか思い思いの文章を拝読しています。 今回の雇用統計についてはそこまで多くの投稿がされていませんでしたが(もう少し経てば増えるかも?)、EAの成績まとめはいつも通り多くありました。 雇用統計前後でポジションをとったfx-onの人気EAの成績はこのようになっています(ランキングの上から選んだだけなので特別な意味はありません)。  ・トレンディワン・コンバイン:-80.0pips  ・BandCross3 EURUSD:+70.4pips  ・SCH-Trend system:保有中 (フォワードテストより抜粋) 拝見している限り、最近は「BandCross3 EURUSD」の不調に喘いでいる方が多かったような印象がありました。昨日は+70.4pipsということで快勝だったのではないでしょうか。 ただ、指標時にEAを停止しているとプラスにはならないため、そのあたりはトレーダーさんのリスク許容度によって異なると思います。

テクニカル分析が今のところは最善な方法?


指標時のEAの運用について言及したので、先日の早川社長の記事「テクニカル分析の科学的根拠?」から引用したいと思います。
テクニカル分析によるトレードに加えて、経済指標発表時、要人発言、週末持越しの際には、事前に停めれば良いのではないかということも言われ、そういうツールも存在します。 しかしながら、停止する時に含み損を抱えて損切決済を行なう場合も想定されます。 損切せずにポジションを持ち続ければプラスに転換するケースもあり、今のところ、システムトレーディングを行なう方の中では、停めずに運用するという意見が多数を占めていると感じています。

システムトレードに慣れて自分のスタイルを持っている方は、指標前に止めたり、そのままだったりと「型」があります。どちらが良いではなく選択の問題だと思います(ガリレオ先生みたい)。 ただ、良くないのはやったりやらなかったりをしてしまうことです。せっかく優位性があると言われるシステムトレードも、ルールをガタガタにしてしまうと再現性も何もなくなってしまうと思います。 またまた、「裁量」を入れる「型」というのもあるようなので、本当にデリケートな話題ではあるのですが…。 だからこそシステムトレードをする人のお食事の席では指標時のトレードについて延々と会話が繰り返されるのかもしれません。

まとめ

米・3月雇用統計について見てきました。 6月には1ドル125円に上昇すると言われているドル円相場が4月現在118円台後半となりました。今後7円ほど円安が進むのか、円高が進行するのか、はたまたちゃぶついてトレーダー泣かせな相場になるのか。 ゆらゆら相場に身を委ねていきましょう。


written by すべてがFXになる  
商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号 関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会
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