ペラサイトを量産する苦行に耐えられる?

ペラサイトを量産する苦行に耐えられる?



昨今、アフィリエイトサイトを運営するための塾というのが流行っているようです。もちろんこれらを否定する気は毛頭ございません。アフィリエイト塾をやるのも自由、そこにお金をかけるのも自由、誰も否定することはできません。 ただ、少し問題だと思うのは、一部のアフィリエイト塾で教えられるという「量産サイト」を構築するアフィリエイト方法です。 ツールなどを使ってとにかくサイトを量産する100、場合によっては1000を超えるサイトを作ることもあるのだとか(ちなみにツールは最初だけで更新は手作業らしいです)。 FXの商材を探していてもきっと同じ文言が大量に書かれた魂の抜け殻のようなサイトを見たことがある方も多いと思います。 これは向き不向きの問題なのでやりたい人はやれば良いと思うのですが、私は少し、いえ少しどころか合わないなと思っています。 そもそも、更新が苦だとか以前にペラサイトを大量に作るということにどうしても苦痛を覚えてしまうのです。

ペラサイトが作り出す巨大なピラミッド



ペラサイトは100作って、そしてときに1000以上作ってピラミッドの底辺を作り出します。そこからリンクを互いに貼って貼って貼りまくって生き残った情報サイトを頂点として…。 という作業をひたすら繰り返します。 ちなみにあたれば10〜20万円くらいにはなるようです。会社に行かなくてもそれだけの収入が得られるということで、目が¥マークになって追いかける人が後を絶たないとかなんとか。目が¥マークとはこのようなことでしょうか。(¥_¥)。

アフィリエイトは自分にあった方法を選ぶ



アフィリエイトには様々な方法があります。 自分がおすすめする商品をレビューするのが得意な人は成功報酬型のアフィリエイトが合います。様々な情報を発信するのが得意な人はクリック報酬型のアフィリエイトが合います。 Google AdSenseを使ったクリック報酬型の場合、かなりのPV数が必要になるのと、ジャンルが限られるというのがデメリットです。 ジャンルも儲けられれば良いと思う人もいれば、心理的に抵抗を覚えるジャンルはできないという人もいます。 これらは何が正しいということは一概には言えないため(それぞれメリット、デメリットがある)、自分にあった方法を選ぶことが大切です。

被リンクを使ったSEOの是非



ここで先ほど出てきた大量のペラサイトの被リンクについて掘り下げてみます。 以前、被リンク(他のサイトからのリンク)数はSEOに効果があると言われていました(実際に効果があったようです)。 しかし、検索アルゴリズム(難しい言葉です)が発達した現在において、被リンクはまったく意味がなくなりました。むしろ、不自然な数のリンクはペナルティを受けることになります。 ここで大切なのは「大量の被リンクが意味がない」ということもそうですが、それ以上に「一時的な手法で攻略しようとする小手先のSEO対策は意味がない」ということです。そしてそのようなことを教えている塾もまた然り。 時代は常に変わるということで、いつまでもGoogleがトップにいるということはないと思います。それでも現時点においては限りなく影響力の大きい検索エンジンで、それは私たちが想像するより遥か上のレベルで日々進化し続けています。 それでは適切なSEO対策は何かというと、現時点においてはGoogleの理念に則った行動をすることです。それはGoogleの都合に合わせてヘコヘコしなければいけないというものではありません。 Googleが求めるものは至って自然で「ユーザーにとって価値のあるサイトを作る」ということです。ゆっくりでもこの通りにサイトを作ればGoogleは必ず評価してくれます。 Googleの力について余談ですが、2015年3月のちょうど1ヶ月間、私が運営するサイトのひとつである拙FXサイトが(運営といっても赤ちゃんのようなものですが)、ガバガバのセキュリティからハッキングされてしまい、Googleによる手動の対策(検索結果での表示が変更される、検索結果から削除される、「このサイトは第三者によってハッキングされている可能性があります」の表示、)を受けていました(おかげさまでようやく対策が取り消されました)。 ただでさえ少ないアクセスだったのですが、手動による対策を受けた結果、1日あたりのアクセスは約5分の1にまで低下しました。試しにいくつかの検索ワードを調べてみてもさっぱり自分のサイトが表示されない、もしくははるかかなたの順位に飛ばされているという状態です。 ガバガバのセキュリティを恥じるとともに、改めて現在の検索エンジンにおけるGoogleの影響力の大きさを知りました。また、まだ発展途上のサイトだったから良かったものの、もしこれがある程度収入と呼べるものがあるようなサイトだったらと思うと、背筋が凍りました(この気温では凍りはしませんが)。 新しくお勉強したいことがあっても(やる前のことを言うものではありません)、ハッキング対策にとただただ時間を奪われて、慣れない作業に高熱は出るわと良いことは何ひとつないものです…。

まとめ

Googleがアルゴリズム・アップデートする度にランキング圏外に飛ばされてしまうのをビクビクしながらペラサイトを量産し続けるか、地味でも内容のあるパワーサイトを作るかはその人の選択次第です。 もし、これからFXアフィリエイトサイトを作ろうと思うなら、まずはこのことから考える必要があると思います。


written by すべてがFXになる  
商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号 関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会
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