農産物の輸出額世界第2位のオランダ―1日の50%はパソコンの前に座っている農業経営

農産物の輸出額世界第2位のオランダ―1日の50%はパソコンの前に座っている農業経営



日本の農業にITを取り入れることで― 先日、fx-onのメールマガジンの文末に、早川氏が農業のIT化について執筆されていました(fx-onのメールマガジンのファンのひとりです)。 TPPやらなんやらで海外から低価格の農産物が流入してくることについて現在も様々な議論が交わされています。 海外の安いものが入ってくれば日本のものは…海外のものの安全性は…日本のものはしっかりしているから気にしないでも大丈夫… 最後の意見は人気ポッドキャスト「伊藤洋一のRound Up WORLD NOW!」の伊藤洋一さんだったような。 農産物の輸出額世界第1位の国はもちろんアメリカ。環太平洋の名にふさわしく圧倒的な巨人ぶりを見せてくれます。 そして第2位はオランダ。 これは興味深いところです。

水が豊富で美しいオランダ



オランダについて簡単にまとめてみると、国土面積は日本の約9分の1、人口は約1700万人で日本の約7分の1、首都アムステルダムの人口は約80万人で東京の約15分の1。 国土の4分の1が海抜0m以下の水が豊富な美しい国で常に「水」と闘ってきた国と言えます。 ちなみにオランダの正式国名は「ネーデルランド」といって「低い土地」を意味するそうです。 通貨はご存知ユーロ、言語はオランダ語でほとんどの人は英語も話すとか。

アグリバイオインダストリー



そんなオランダは農産物の輸出額世界第2位を誇る農業大国として知られています。 日本だってけっして大きい国ではないのに、その9分の1ほどしか面積のないオランダが世界第2位ってすごいですよね。 はい、そして冒頭から想像できるようにオランダは先端技術を取り入れた農業を行っており農民というより企業の経営者に近いイメージで農業が存在しています。 「アグリバイオインダストリー」と言われるようにまさに植物工場。 コンピュータ制御のもとに生産されて、1日の仕事のうちの50%はパソコンの前に座っているビジネスマンなのだとか。 カメラ・コンピュータで管理され温度、湿度、養分などが調整され、数カ月後に出荷できるまで生長させる。 最後の梱包などの単純作業のみ人手が必要で、ここだけポーランドやルーマニアといった国からの出稼ぎに来た作業員が行います。 腰の痛くなるような農業のイメージとだいぶかけ離れますよね。

売春合法化の先陣を切ったオランダ



農業にITを取り入れたオランダですが、実は売春合法化の先陣を切った国としても知られています。 売春の是非についてはここでは言及しませんが、オランダが2000年に合法化したことで、フランスやドイツ、そしてタイなどでも合法化が進みました。 日本はまだまだ合法化には至りません。 あくまでお風呂屋さんの中で恋愛感情が芽生えただけに過ぎないのです。 こうなるとどうして合法化をしたのかというところですが、国が認めないとアンダーグラウンドに潜ってしまい、反社会勢力のビジネスの場になってしまうというのが理由のひとつにあげられます。 一般的に夜のお仕事で働く女性は劣悪な労働環境に陥ることが多いのが現状なのです。 参考までに日本地下経済の規模は約21.9兆円、国家予算が80兆円ということを考えるとどれだけすごいかが想像できるかと思います。

まとめ

農業にITを積極的に取り入れることで世界第2位の農産物の輸出額を誇るオランダ。 私も非常に興味があるところではございますが、万一にもダンゴムシとか出てきたらどうしようと怯える日々を過ごしているのでございました。


written by すべてがFXになる  
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