2015年の相場におけるアノマリー 米大統領選挙の前年は株が上がる

2015年の相場におけるアノマリー 米大統領選挙の前年は株が上がる



早いもので明日より2015年がスタートです。 そこで今回は2015年(未年)のアノマリーについて 米大統領選挙の前年は株が上がる この米国大統領選挙の前年は株価が上昇する、というアノマリーは、極めて確度の高いアノマリーです。 ダウ平均がスタートしたのは1896年(現在の様に構成銘柄数が30銘柄になったのは1928年)ですが、それ以降、大統領選挙は28回行われています。その内、大統領選挙の前年にダウ平均が下がったのは僅か5回です。 しかも、1943年以降は、17回連続して上げています。前回大統領選挙があったのは2008年ですが、その前年の2007年のダウ平均の上昇率は6.4%でした。 サブプライムローン問題は、既に2006年頃から問題視され始めており、2007年の8月には所謂「パリバ・ショック」も起きているのですが、それでも、2007年のダウ平均は年間ではプラス(+6.4%)で終えています。 引用元 大統領選挙の前年はダウ平均が上がる? http://money.minkabu.jp/23599 2015年はアメリカの米大統領選挙の前年ということで、直近17回連続ハズレなし! 米株高(=日本株高&円安傾向)に期待が持てるという強烈なアノマリーです。 未年は未辛抱(耐える年)という相場アノマリーも 相場格言では「未辛抱」と言われ、耐える年とされる。大和証券が1949年以降の十二支別の年間騰落率を集計したところ、未年は平均で8%高と下から4番目の低調さだ。とはいえ14年は「午(うま)尻下がり」と言われ下から2番目の成績だが現状では健闘している。来年も外れることを願いたいものだ。 引用元 2015年は「耐える年」 経験則で占う株式相場(日経新聞) http://www.nikkei.com/money/features/37.aspx?g=DGXMZO8083612012122014PPD001 また、過去の歴史では未年に中東情勢の大きな変化(イラク戦争やフセイン政権崩壊など)が起こっているのも特徴的のようです。 参考→ 2015年「ひつじ年」はどんな年になる? http://kari-kari.net/unome/2014/12/2015.html 金融危機に対する警告も 今日、新興市場を担当しているアナリストの多くは1990年代の終わりのことを思い出すには若過ぎることを同氏は心配している。今のアナリストらはブラジル、ロシア、インド、中国のBRICsが一本調子で繁栄へと突き進んでいた時代に仕事を覚えた。 「多くは『BRICs』という言葉が2001年にできた後に新興市場担当アナリストになった人々だ。深刻な危機を体験したことがない」 「ある時点で、新興市場の一部が破裂するリスクが急激に高まるだろう」 「新興市場通貨についての私のかねてからの考えは、とにかく累積的な資本流入の規模が余りにも大きいためにメルトダウンが起こり得るというものだ。米経済が回復し続ける限り、新興市場国・地域が何をやっても、この起こり得る資金流出を止めることはできない」 引用元 1998年を生きたヘッジファンド運用者が警告-痛み覚悟せよ(bloomberg) http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NGOMZP6K50Y901.html 原油ショックの再熱、アメリカの利上げには要警戒ということでしょう。 個人的な2015年の相場感 「2014年と同じく異常低金利&株高の金融バブル相場が継続する」というのが大方の見方のようですが、バブルが続けば続くほどその後起こる反動に警戒が必要になる事は必須です。 個人的にはこの反動に警戒感を強めるべく4月まではやや強気姿勢を継続としながらも、5月以降は2014年よりもさらに弱気に、特に新興国&資源国通貨に関しては大きな急落に警戒したいと現状では考えています。 それでは皆様、良いお年を! 今回の内容が少しでも参考になれば幸いです。
商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号 関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会
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