なぜなんだ!ブローカーによって結果が違う理由5つ:全てのブローカーで結果が毎回全く同じになることはない。同じブローカー間であっても一致度は100%ではない。だからそこに疑問をもつことは、言ってしまえば時間のムダってものなんだ。

なぜなんだ!ブローカーによって結果が違う理由5つ:全てのブローカーで結果が毎回全く同じになることはない。同じブローカー間であっても一致度は100%ではない。だからそこに疑問をもつことは、言ってしまえば時間のムダってものなんだ。

暑いですね。

毎年夏になると太陽を浴びておかないともったいないような気がして、ジョギングやランニングをいつもより余計にしてしまんだけど、今年はほとんどやってない。

トレードを本業とするなら、EA等の開発が副業で、さらに今は他にも開発というかクリエイティブな仕事にもチャレンジしてみてるから忙しくて…。

急に本題に変わるけど、特にEAについて「ブローカーによってEAの結果が違うんだけど…?」っていう疑問をもつ人が後を絶たないようだ。”EA初心者”が消えてしまうはずがないから、そうなってしまうのも自然なことだけど。

でも、もうそんな心配は無用だ!!

結論から言えば、違うのが当然だからだ。

全てのブローカーで結果が毎回全く同じになることはない。同じブローカー間であっても一致度は100%ではない。だからそこに疑問をもつことは、言ってしまえば時間のムダってものなんだ。

これは常識的なことではあるけど、疑問をもってしまうことは決して異常なことではないね。かつてのぼくもそうだったから。

その理由をいくつかピックアップしてみよう。

1:スプレッドが違う
スプレッドが違えば結果が変わる件がもっともわかりやすいだろう。スプレッドは手数料だから最終損益に差が出る。
EAによっては一定のスプレッド以上になるとエントリーを回避する機能があるかもしれない。そうなるとトレード回数にも多少影響してくる場合がある。特に重要指標時が顕著だね。

2:採用時間が違う
ブローカーによってMT4の採用時間が異なる。GMT+0もあればGMT+3もある。
EAに取引時間制限があるのならば、その設定内容によってトレード機会が変わってしまう。ブローカーの採用時間によっては、曜日もズレてくるものあるからさらに面倒だ。

3:注文方式が違う
大きくはNDDかDDかということになる。前者はディーラーを介さず、後者はディーラーを介すというヤツだね。後者だと、約定に少々時間が掛かったりでスリッページが発生しやすくなったりする。前者だとインターバンク直結型なのでそれらが大きく改善される。

同じNDD方式でもブローカーによって細かいルールが違う場合もある。ストップだけはしっかりピッタリ約定するけど、リミットはプライスを確実に抜けるとか、何度か往復しないと約定しないなんて曖昧なものもある。

4:足の本数が違う
ブローカーによっては日足5本と6本のものがある。過去にも訴えかけてきたけど、日足6本ではテクニカルの計算が変わってくるし、そもそも正しく計算されていないって問題もある。特に時間足が大きくなるほど影響は大きい。
日足5本の業者で最適化されたEAを6本の業者で使う(或いはその逆も)と結果が全く違うなんてことはざらだ。

5:通信状態によって違う
ブローカーからプライスデータを受け、システムが計算し、EAが発注し、ブローカーが受注する。この一連の流れは、トレーダー側のネット状態やブローカー側のサーバ状態が悪ければ、約定拒否や遅延などにつながる。悪くなくても、データのやりとりで発生する誤差が影響することもありえる。

と、ここまでざっくりとだけど、おおよそそんなもの。他にもまだ考えられることはあるかもしれないね。

あとは、ブローカーAとBとCで過去5年のバックテストをしたところ、結果はほぼ同じになった。でもその3社でのリアルトレード結果がまったく違うんだ!アホ!

なんて経験もあるだろう。

そもそもになるけど、その3社間バックテストで使った過去プライスのダウンロードデータがすべて「メタクオーツ社」のものであればほとんど同じになるよね。多くのケースはそうなってしまう。

さらには、バックテストは”静止したマーケット”であることも重要だ。そこに生きた人間はいない。よって、スプレッド変動も急拡大もなければ、スリッページもなく、約定拒否も遅延もない(←これ大事)!

最後にもう一つだけ付け加えると、単純に自分の設定ミス!って事件もありえる(笑)

ブローカーによって結果が違うのは当たり前のことだと捉えておくべきだと思う。

そしてできるだけ問題を回避したいならば、次の2つの条件を満たすといい。

①EAにトレードは任せても、常に監視は怠らないこと!
②EAのロジックを100%でなくても、基本的な売買ルールは把握しておくこと!


そうすると、何かおかしなことを発見すれば手動で判断できる場合もあるだろう。

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