【フジトミ】東京ゴムは波乱の展開

【フジトミ】東京ゴムは波乱の展開

(東京原油・石油製品) 23日の東京原油・石油製品は反発も、高値から値を消す。原油期先11月限は前日比480円高の3万1630円、ガソリン期先12月限は同400円高の4万4520円、灯油期先12月限は同400円高の4万5440円。 東京石油市場は反発している。海外市場の戻りを好感して夜間から出直りをみせていた。ただ、WTIが43ドル台回復も、その後、大きく値を消しており、東京市場も上げ幅を縮小している。日中取引では堅調地合いをみせていたが、やや強引な買いも目立っていた。WTIは43ドルに対する抵抗をみせていたが、東京では期待先行で買い進まれたとも考えられる。注目すべきは需要が改善したことでNYガソリンがさらに買い進まれるかどうかであり、夜間取引ではNYガソリンの動きからも目が離せない。 (東京貴金属) 23日の東京金は薄商いの中、小しっかり。金期先4月限は前日比7円高の4473円、白金期先4月限は同15円安の3325円。 東京金は狭いレンジの取引を強いられ、そのため商いは極めて低調だったが、日中取引ではひとまずしっかりした値動きだった。NY金は1250ドル台の動きをみせつつ、前日の高値である1256.0ドルには壁をみせていた。NY金は手がかり難の中、米長期金利の低下が支援材料になっている模様だが、新規材料は見当たらず、週末はボックス圏の動きが予想される。週明けには月末・期末を意識したファンドの動きに注目。 (東京ゴム) 23日の東京ゴムは波乱の展開をみせた。期先11月限は前日比0.2円安の189.3円。 夜間では期近限月の急落もあり、期先も売り直されて、日中取引ではその期近の下げ幅拡大で、期先も夜間の安値を更新した。しかし、186.1円から急ピッチに買い進まれ、12時半過ぎに先限は190円台を回復。まとまった買い煽りが台頭したためだが、期近の急落も解消されることに。先限は結果的に安値を切り上げており、底入れの様相も窺える。投げ一巡かた、期先の下げは限定的で、週明けも下押しも限られるとみられる。新甫12月限は27日に発会するが、それ以降、じっくり新規に仕掛けたいが、増産期だけに戻り売りが無難。 (東京トウモロコシ) 23日の東京トウモロコシはここでの下げ渋りの反動もあり、大幅安となった。期先7月限は前日比240円安の2万2000円。 シカゴコーンの大幅続落もあり、東京は夜間から一段安へ。夜間では相変わらず下げ渋りをみせていたが、売り叩きを浴びて、先限は2万2000円割れへ。シカゴは今週に入って7%近く急落しているため、2万2000円割れでも物足りない下げといえる。週末から週明けの生育に理想的な天候を加味すれば、シカゴの一段安必至で、週明けの東京一段安も避けられないだろう。東京の下げはまだまだ不十分とみるべき。 (東京米国産大豆) 23日の東京一般大豆はシカゴ大幅続落を受けて急落。期先6月限は前日比880円安の4万6500円。 東京一般大豆はようやく急落している。それまでのシカゴ急落に対する逆行高をみせ、かなり割高な値位置を形成していたが、シカゴの連日の大幅安を考慮して、急落した。ただ、シカゴ大豆は17カ月振りの安値を示現したことを加味すれば、期先の4万5000円割れでもおかしくはないとみる。その意味で、まだまだ下げ足りず。月末発表される作付面積と全米在庫を踏まえると、下げはこれから。 https://www.fujitomi.co.jp/?p=16168
written by HK  
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金融商品取引業の登録番号 関東財務局長(金商)第1960号
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