【フジトミ】東京石油市場は急反発も、やや買われ過ぎ
(東京原油・石油製品)
29日の東京原油・石油製品は急反発。11時現在の原油期先10月限は前週末比730円高の3万6180円、ガソリン期先12月限は同520円高の4万8710円、灯油期先12月限は同540円高の5万0090円。
週末の時間外から東京は急反発していたが、海外原油の大幅な戻りを好感していた。週明けのWTIは50ドル示現をみせたこともあり、週明けの東京は一段高をみせ、夜間の高値を更新。ただ、海外原油は10時台に入って大きく値を消し、50ドルでの戻り高値示現の様相をみせている。しかし、東京は海外原油の値崩れにも動意薄で、高値水準を維持したままで、やや強引に買われ過ぎとみる。昼にかけての高値誘導も予想されるが、海外原油の下落を加味すると、強引に買い進まれた後の値崩れも避けられず。実勢悪に変わりなく、戻り売りが無難とみる。
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written by HK