【フジトミ】OPEC総会を前にしてWTIは高値更新へ
(東京原油・石油製品)
25日の東京原油・石油製品はOPEC総会を前にして波乱の展開をみせている。11時現在の原油期先10月限は前日比30円高の3万7700円、ガソリン期先11月限は同130円高の5万0390円、灯油期先11月限は同140円高の5万0470円。
OPEC総会を前にして10時台に海外原油市場では思惑買いが台頭し、10時半過ぎにWTI期近7月限は51.93ドルを示現し、前日の高値を更新。東京は朝方、軟調地合いをみせていたが、海外原油の期待先行の上伸を好感して、プラス圏まで戻している。総会での減産延長はすでに織り込み済みとみられるが、海外市場の思惑買いは根強い。減産延長では織り込み済みとみられるが。それでも勢いで強引に買い進まれる可能性もあるため、夜間の波乱の展開が予想される。18時以降に早耳が流れ、19時台から20時台に早ければ、結果が公表されるが、そのタイミングで、知ったらしまいで急落するか、一段と上伸するか注目。
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written by HK