【フジトミ】東京石油市場は反発、海外チャートの下値固めの様相に注目

【フジトミ】東京石油市場は反発、海外チャートの下値固めの様相に注目

(東京原油・石油製品) 23日の東京原油・石油製品は海外原油の戻りと円安を好感して反発。原油期先8月限は前日比340円高の3万4910円、ガソリン期先9月限は同310円高の4万8820円、灯油期先9月限は同380円高の4万4590円。 東京石油市場は一段との円高を嫌気して夜間では続落へ。ただ、急落していた海外原油が出直りをみせたこともあり、原油先限は3万4000円割れの水準から大きく戻している。夜間取引終了後、円安進行もあり、東京原油は朝方、プラス圏で始まった。WTIのその後の戻りも支援材料になって、次第に東京は上げ幅を拡大した。原油先限は3万4900円台に乗せたものの、3万5000円には至らず。目先は26日に予定される産油国代表による監視委員会の行方が注目され、何らかの協調減産に対する動きも予想されるため、東京原油の買いが無難といえるが、週末には手じまいも検討へ。週明けにまた弱基調に転じることも想定される。本日は国会で証人喚問が実施されたこともあり、市場の関心に高いため、商品市場での仕掛けが全般に見送られてしまったとみられる。 (東京貴金属) 23日の東京金は売り買いが交錯する中、小幅安。金期先2月限は前日比6円安の4447円、白金期先2月限は同23円安の3446円。 NY金は一段と上伸し、1250ドル台を示現していたが、東京はさらなる円高を嫌気して夜間では軟調地合いが目立ち、反落。夜間取引後の円安は支援になり、11時前に東京金期先はプラス圏回復をみせた。ただし、プラス圏の動きは一時的で、また4450円を下回った。NY金は1245ドル割れもみせており、1240ドル前後までの調整安も予想される。それでも、長期的な上昇トレンド形成を期待して東京金は押し目買いで。NY白金の急落で東京白金は一段と下落している。金と異なる値動きは今後とも続くとみられ、白金は戻り売りで対処。 (東京ゴム) 23日の東京ゴムは波乱の中、当限を除いて小しっかり。期先8月限は前日比1.0円高の250.0円。 時間外の上海ゴムの続急落と円高もあり、東京の続落も予想された。しかし、円高修正の動きが朝方からみられ、東京は下げ渋りから早々に250円台を回復した。253.0円を示現したものの、上海ゴムの軟調地合いに変わりなく、東京先限は250円割れをみせた。当限の一段安も警戒され、期先の買いは続かなかったといえる。引き続き、当限の行方に注目。 (東京トウモロコシ)  23日の東京トウモロコシはシカゴ安・円高でも下げ渋りをみせた。期先3月限は前日比70円安の2万1770円。 夜間では円高・シカゴ安のダブルパンチに続落し、2万1700円の安値を示現した。夜間取引後の円安もあり、朝方は戻りをみせ、下げ幅を縮小した。日中取引では2万1700円台を維持することに。再開したシカゴが戻りをみせているが、これも心理面の支援材料に。今夜発表される週間輸出成約高で強い内容が示される可能性もあり、シカゴの戻りにつながっているようだが、自律反発の動きとみる。 (東京米国産大豆) 23日の東京一般大豆はマチマチ。期先2月限は前日比280円安の4万8300円。 シカゴ反落や円高進行もあり、割高さが目立つ東京一般大豆の一段安も予想された。しかし、相変わらずの反応薄で、商いもサッパリだった。証人喚問もあり、一層、商いが低調になったため。シカゴの軟調地合いが続くとみられ、噴き値売りスタンスで。 https://www.fujitomi.co.jp/?p=13922
written by HK  
商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号 関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会
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