【フジトミ】日経平均　約1ヶ月半ぶりの19000円割れ

　日経平均株価は、日銀によるＥＴＦ（上場投信）買いへの思惑などを背景に下げ渋る場面もあったが、前日比281円71銭（1.48％）安の１万8813円53銭で取引を終了した。今晩のメイ英首相の欧州連合離脱に関する演説や20日のトランプ次期米大統領の就任式を前に円高基調が強まり、国内外の投資家から大口売りが観測された。ポンド売りが対ドルでの円買いに波及した。また、ウォール･ストリート･ジャーナル紙電子版が報じた記事｢Trump Warns on GOP Tax Plan」の中で、人民元安・ドル高の状況に強い不満を示していたことを材料視する投資家があった様だ。インタビュー13日に行われたが、17日の日本時間13時47分(米東部時間16日の23時47分)に配信されたことで材料視された。17日午後の東京為替市場でドル円は一段安となり、15時すぎに一時１ドル＝113円37銭近辺まで下落した。 　ＴＯＰＩＸも続落し、21.54ﾎﾟｲﾝﾄ（1.41％）安い1509.10で取引を終えた。東証１部の売買代金は2兆942億円、売買高は17億1056万株だった。東証１部の値下がり銘柄数は1799、値上がりは149、変わらずは56銘柄だった。 　東証１部33業種の下落率上位は不動産、建設、証券・商品先物取引、ガラス・土石製品、食料品、輸送用機器、精密機器、小売などとなった。 https://www.fujitomi.co.jp/?p=12329 場況はTwitterをご参考にしていただければ幸いです。https://twitter.com/fujitomi_8740