【フジトミ】東京金は売り買いが交錯する中、小幅続落

(東京原油・石油製品) 13日の東京原油・石油製品は円安と海外原油高を受けて続伸。原油期先6月限は前日比750円高の3万9580円、ガソリン期先7月限は同660円高の5万3850円、灯油期先7月限は同890円高の4万8500円。 海外原油んの続伸と円安を受け、東京石油市場は大幅続伸となった。10時台には円安進行を材料にして原油先限は3万9600円台を示現し、夜間の高値を更新している。産油国の減産の動きがみられるようになり、市場の支援材料になっているが、1月から予定されていただけに、新規の支援材料としての一段高要因には考えにくい。ところで、日本時間14日朝3時に米ベーカー・ヒューズは原油の掘削リグを明らかにするが、11週連続の増加も期待されており、その発表後のWTIの値崩れも想定される。米国の原油増産を嫌気して週前半は急落していただけに、それを再認識する可能性も。 (東京貴金属) 13日の東京金は売り買いが交錯する中、小幅続落。金期先12月限は前日比2円安の4390円、白金期先12月限は同34円安の3574円。 東京金は円相場の振り回され、売り買いが交錯していた。円安局面ではプラス圏に上伸し、4399円の高値を示現したが、4400円には至らず。その後は円安進行もあり、11時前には4380円台に値を消した。NY金は動意薄で、1190ドル台前半で推移しており、東京金は円相場主体で推移していた。東京白金は続落しているが、日中取引では3600円が壁になっていた。金・白金とも前日の日中での戻り局面で売りを推奨し、夜間では利食いの買い戻しがヒットしているが、今後とも売りの回転を効かせた仕掛けで臨みたい。 (東京ゴム) 13日の東京ゴムは利食い売りに上げ一服。期先6月限は前日比5.5円安の293.5円。 円高進行もあり、夜間では値を消していたが、上海ゴムの時間外の急伸を受けて、朝方は買い直され、下げ幅を縮小している。10時台には295円前後の下値固めから買い進まれ、298円台を示現する動きもみせた。週末の産地の天候リスクを警戒した値ごろ買いが膨らんだとみる。利食い売りで反落しているものの、天候リスクが払しょくされた訳でもなく、週明けの急伸の可能性を踏まえると、迂闊に売れない状況でもあった。週末の天候から目が離せない。 (東京トウモロコシ) 13日の東京トウモロコシは期待外れのシカゴ高を受けた買い戻しに上伸している。期先1月限は前日比270円高の2万2010円。 米農務省の重要な発表を受けてシカゴコーンは下落していたが、シカゴ大豆の引けにかけての急伸に追随してシカゴコーンはプラス圏を回復。そのシカゴの戻り歩調と円安を材料に東京トウモロコシは朝方から急伸している。シカゴの一段安を期待していただけに、東京市場では買い戻しが目立っていた。円安を利用して2万2000円台回復もみせたが、再開したシカゴ安やその後の円高もあり、2万2000円台での買いは一服。市場では底入れ感もみられるが、フェブラリーブレイク(2月安)のパターンもあるため、買いも慎重に実施すべきとみる。週明けには方向性を探る動きになるだろう。 (東京米国産大豆) 13日の東京一般大豆はシカゴ急伸を好感して大幅高。期先12月限は前日比110円高の5万1630円。 米国大豆の生産高は上方修正観測が一般的だったが、予想に反して下方修正された。これを受けてシカゴが急伸し、引けにかけて上げ幅を拡大。そのシカゴ急伸を受け、東京は朝方から大きく買い進まれ、先限は5万2000円台を回復した。再開したシカゴは小幅安ながら、あくまでの調整安に過ぎず、勢いに乗ったまま、シカゴの一段高も想定される。ただし、成約キャンセルが相次いでいるため、足元の需給バランスは悪化しており、高値からの急落もいずれ警戒しておくべき。 https://www.fujitomi.co.jp/?p=12271
written by HK  
商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号 関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会
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