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ETFのメリット・デメリットをお読みいただきましたので、まずは東京証券取引所に上場しているETFについて、その種類と連動を目指す指数を説明いたします。 東京証券取引所に上場しているETFは、2016年5月現在202銘柄です。ETFと同じように指標に連動する指標連動証券ETN(後述)は29銘柄です。 1.東証の日本株指数に連動するものは66銘柄で、 (ア) TOPIXや日経平均株価等市場別の指数に連動するもの7指数　38銘柄 (イ) TOPIX CORE 30など、規模別の指数に連動するもの 　 2指数　4銘柄 (ウ) TOPIX17 食品など業種別指数に連動するもの　 19指数　38銘柄 (エ) 東証配当フォーカスなどテーマ別指数に連動するもの　 14指数　18銘柄 長期国際分散投資を念頭に、投資を始める方には、最初の1銘柄として(ア)の中で、最も広い銘柄をカバーしているTOPIXに連動するETFを購入されるようお勧めします。 2.一定の投資成果を実現するための投資戦略を表現したエンハンスト型　　3指数3銘柄 指数が目指す戦略について、関心をお持ちの方はこのタイプのETFから御指針の考えに合う銘柄をお考えください。 3.TOPIXの日々の騰落率の2倍になっている指数などのレバレッジ型・インバース型指数に連動するもの　11指数　29銘柄　 これらの銘柄は、投資というよりも「投機」用の銘柄です。私は、長期投資をお客様にお勧めしていますので、このグループの銘柄はお客様にお薦めしていません。また、効率的市場仮説、ランダムウォーク仮説に基づけば、長期的には投機で利益を上げるのは困難です。 4.不動産投資信託(REIT)指数に連動するもの、3指数　8銘柄 J―REITの指数に連動しています。個別のREITを選ぶことが難しい場合には、これらのめいがらをお勧めします。 以下、5～8に関しては別途説明を行います。 5. 外国の株価指数に連動するもの36指数　42銘柄 6. 外国債券指数に連動するもの7指数　7銘柄 7. 金やWTI:@y8商品の先物などの指数に連動するもの　9指数　11銘柄 8. 商品の投資法人債券の指数に連動するもの　19指数　19銘柄 です。
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情報提供元：『ETF・国際分散投資サロン』