NY金18日:小反発、トルコのクーデターの影響は一時的 ~小菅 NEWS~
NY金18日:小反発、トルコのクーデターの影響は一時的 ~小菅 NEWS~
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小反発、トルコのクーデターの影響は一時的
特に注目されるような経済イベントが見当たらない中、ポジション調整中心の小動きに終始した。やや押し目買いやショートカバー(買い戻し)が優勢になるも、大きな値動きには発展しなかった。 前日引け際にはトルコのクーデターを受けて買いが膨らむ場面もみられたが、週末に未遂に終わったことが確認されたことを受けて、本日の金相場に対する影響は限定された。寧ろ、アジアタイムは調整売りが膨らみ、一時1,323.50ドルまで軟化している。欧米タイムに入るとドルの上値の重さからやや安値是正の動きが優勢になるも、1,330ドル台では戻り売り圧力も強く、大きな値動きには発展しなかった。 トルコでは軍の一部がエルドアン大統領に対するクーデータに踏み切り、一時的に大きな混乱がみられた。ただ、週末にはクーデター失敗が確認されたことで、安全資産に対する退避ニーズが本格的に高まることはなかった。トルコリラ相場に対する売り圧力も既に収束しており、この問題に関しては消化が一巡したとみて良いだろう。 そこで改めてグローバルマーケットに視線がシフトするが、本日は特に注目度の高い経済指標の発表などもなく、手掛かりに乏しい状態になっている。欧米株も強弱まちまちとなっており、金価格に手掛かりを提供することはなかった。米国では4~6月期決算発表が本格化しており、最近の株価急騰地合が維持できるのかが短期的な焦点になるが、現段階では高値警戒を指摘するような声は限定されている。株式市場の地合を変えるようなネガティブな決算発表が見られるかが、株式市場同様に金市場においても重大な関心事になろう。続きはコチラから↓↓↓
情報提供元:小菅努のコモディティ・デイリー分析