漫画ドラゴン桜作者 三田紀房氏、江守哲氏のハイリスク・ハイリターンな世界でヒットを連発する方法 サンワード貿易セミナー

漫画ドラゴン桜作者 三田紀房氏、江守哲氏のハイリスク・ハイリターンな世界でヒットを連発する方法 サンワード貿易セミナー


 7月9日(土)14:00から東京中野のコングレスクエア中野でサンワード貿易株式会社が主催し『ハイリスク・ハイリターンな世界でヒットを連発する方法』セミナーが行なわれた。  登壇した一人目の講師の漫画家三田紀房氏は、「ドラゴン桜」「エンゼルバンク」「クロカン」「砂の栄冠」などの超ヒットシリーズで有名で、成績優秀な高校生によるヘッジファンドを題材にした漫画「インベスターZ」で投資家からも注目される作品を世に送り出している。  2人目の講師は、住友商事で現物取引に従事し英国住友商事、三井物産フューチャーズ、アストマックスでファンドマネージャーとして活躍し、現在、現役の投資家であると共に各メディアへの出演、証券会社主催セミナー、投資サロン「江守哲のリアルトレーディング・ストラテジー」を通じた情報発信を行なうエモリキャピタルマネジメント株式会社 代表取締役 江守哲氏であった。  まず、漫画家三田紀房氏のセミナーでは、ヒットする漫画の作品制作と投資家の投資成功との共通点を説明した。  三田氏は、明治大学卒業後に西武百貨店に就職し紳士服売り場に配属されるも、数年の勤務の後に岩手県の実家で衣料品店を経営する父親に後を継ぐように言われ郷里の衣料品店の経営を手伝うようになる。  しかし、30歳になった頃、ジャスコ(現イオン)の進出により家業の衣料品店の経営が傾き父親も他界、店を閉めようか悩んでいた時、偶然目に留まった雑誌の漫画の懸賞に応募したところ100万円を得る。その後、出版社から作品の依頼が次々に舞い込むようになり、以来28年間、原稿料と莫大な印税で暮らす。  もしも、懸賞に応募し漫画の原稿を出版社に投稿していなければ漫画家であり資産家の三田紀房氏は存在しておらず、如何に『行動を起こすこと』が重要であるかを説明し、投資家の行なうべき行動も同じではないかと述べていた。  また、漫画のストーリーは考えて作っていないが、アシスタント、三田紀房氏などが題材を持ち寄れば物語が自然と出来上がる仕組みを持っており、この仕組みを使用すれば自ずと優れた作品が出来上がるのだと話した。  投資においても積み重ねた知識と経験とをベースにその個人投資家の確立したスタイルを持てば、次々と良い投資結果を生み出せるということを示唆した発言であった。


 一方、江守哲氏はヘッジファンドの投資行動を中心に実践的な話をした。  ここ数年、ヘッジファンドは苦戦を強いられていて、個人投資家に比べて利益を上げているということはない。その理由は、ヘッジファンドも株式指数先物、原油、金などのコモディティ、為替などを織り交ぜるグローバルマクロ戦略でトレードを行なっており、個人投資家と同じ投資商品、ほぼ投資環境で戦っており、個人投資家よりも優位な条件が揃っている訳ではないからだとのこと。  また、江守哲氏がマーケット分析に使用する様々なデータがセミナー資料として配られ、今は、金の保有コストが安く金は買い場であるとの説明があった。
   主催したサンワード貿易株式会社の平賀大介氏によれば、金は2002年から一貫して上昇しており、資産としても有望とのことであった。  セミナーの最後に質疑応答と懇親会が行われたが、江守哲氏の相場分析に関する質問など、参加した個人投資家から活発な質問が寄せられており関心の高さが窺われた。

written by Hayakawa
   
商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号 関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会
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