【第5回】ボリンジャーバンドから見る6/20週の相場分析~ねこの目!テクニカル分析~

【第5回】ボリンジャーバンドから見る6/20週の相場分析~ねこの目!テクニカル分析~

連載コラム:ねこの目!テクニカル分析:第5回

前回:トレンド発生と終焉を発見!フィーバータイムを見逃すな!~ボリンジャーバンドを使いこなせ!vol.4 ~

 

ライター:ねこトレーダー
2012年にFXデビュー。その後成績は緩やかな下降トレンド・・・そして2015年、何とか生涯損益がプラスに!専業を夢見る短期中心のテクニカルトレーダーです
ブログ:おいでよ!FXトレーダーの杜



実践!ボリンジャーバンドで相場分析

こんにちは、ねこトレーダーです。(´・ω・`)ヤァ

前回まではボリンジャーバンドの性質・使い方をざっくりと説明させて頂きました。

今度は実践編です。(`・ω・´)キリッ!

 

主にボリンジャーバンドを使った相場分析を、主要通貨であるドル円・ユーロドルと、注目すべきもう1ペアを加えて、合計3ペアの分析を行いたいと思います。

しかし、何と言っても今週は23日にイギリスの国民投票が控えていますので、それまでは相場の参加者が少なくなったり、突然のニュースで上下に振らされたりで、難しい相場が続くと予想されます。

 

まぁ、そんな事を言っても始まりませんので、私の目から見たテクニカル分析が、少しでも皆様のトレードの参考になれば幸いです。

ちなみに、6/13週の相場分析の記事をブログにて公開していますので、答え合わせ等どんなものだったか宜しければご参照下さい。

6/13 今週の相場分析と戦略(おいでよ!FXトレーダーの杜)



ドル円相場分析

ドル円チャート

 

左が日足、右が週足のドル円のチャートです。

テクニカルはSMA200、ボリンジャーバンド21、一目均衡表、RSI14が共通、日足のフィボナッチは2015/6/5高値の125.843円から直近安値、週足は2011/10/31週の安値75.574円から125.843円までを引いてあります。

まずは先週、日銀の金融政策決定会合にて現状維持が決まり、前回サポートされた週足のSMA200を突破し年初来安値を更新、103円ミドルまで円高が進みました。

これを見る限り、正直買う理由が見当たりませんね・・・。(;・∀・)タラー

イギリスの選挙や円高けん制発言をにらみつつ、下値を確認する動きになる可能性が高いと思われます。

 

特に100.70円には週足のフィボナッチ50.0%がありますので、そこは意識されるでしょう。

日足のボリンジャーバンドは絶賛拡大中で、-3σも100円を切っていますので、100円までまだ400pips以上あるとは言え、十分射程圏内であると言えます。

ただし、6/14時点のIMM投機筋ポジションの円ロングが77,703枚。

6/16の日銀で更に増えたでしょうから、ポジション調整という展開になればそれなりに戻すと思われます。

 

前回GWに安値を付けてからは600pips程戻りましたので、そこから逆算すると、週足のセンターラインの水準である110円くらいまでは見ておいた方が良いかもしれません。



【pick up通貨!】ポンドドル相場分析

ポンドドルチャート

 

左が日足、右が週足のポンドドルのチャートです。

テクニカルはSMA200、ボリンジャーバンド21、一目均衡表、RSI14が共通、日足のフィボナッチは2014/7/2高値の1.72036ドルから、2016/2/29安値の1.38357ドルまでを引いてあります。

ここでユーロドルより先に、今週のpick up通貨、ポンドドルの分析を行います。

 

世論調査の結果やブックメーカーのオッズから、イギリスのEU離脱がより現実的になり、ここ最近一方的に売られ続けてきたポンドですが、6/16に残留派の議員殺害という衝撃的な事件を受け、明らかに状況が変わってきています。

ポンド円に関しては円高の影響もあり、テクニカル的にはまだまだ下落トレンドの真っ最中と見て取れますが、ポンドドルに関しては切れた日足のトレンドラインを回復し、ボリンジャーバンドも月曜に大きな下落をしない限りは収縮し始めるでしょう。

週足も完全なレンジ状態となっていますので、少なくとも過度なバイアスを掛けて見られる状態では無くなりました。

 

ただ、ポンドに関しては何かブレグジットに関するニュースが出ればテクニカルなんて関係なく吹っ飛びますので、引き続き損切りだけは徹底してトレードすべきだと思います。



ユーロドル相場分析

ユーロドルチャート

 

左が日足、右が週足のユーロドルのチャートです。

テクニカルはSMA200、ボリンジャーバンド21、一目均衡表、RSI14が共通、日足のフィボナッチは2014/5/8高値の1.39925ドルから2015/3/13安値の1.04627ドルまで、週足は2008/7/14週高値の1.60385ドルから1.04627ドルまでを引いてあります。

さて、最後に回したユーロドルですが、ちょっと面白いチャートを形成しています。

 

ブレグジットでポンドと共に売られてきたユーロですが、6/16にはポンド同様に反発しました。

注目すべきはその安値、2015/12/3から引いた日足のトレンドラインでぴったりと止まりました。Σ(゚Д゚;マジデ!?

 

いやーこれは美しすぎますね!

 

週足のボリンジャーバンドは収縮傾向ですが、今週仮にイギリスの残留が決定し、ポンドとユーロが買い戻される展開になれば、 無理やりバンドをこじ開けに行く事ができるぎりぎりの状態を保っているとも見て取れます。

その場合も、チャネルライン上限の1.18ドル付近は意識されそうですが、週足のボリンジャーバンドを見て頂くと分かる通り、ユーロドルはもうかれこれ1年以上レンジが続き相当なパワーを溜めているはずですので、いつエクスパンションが起きても不思議ではないと思っています。

 

私は金曜日、イギリスの国民投票越えの中長期的なポジションとして、1.12ドル付近まで押したら少しだけ買ってみようかと思っていましたが、そこまでは下がらず。(´・ω・`)ショボーン

 

まさしく、『押し目待ちに押し目無し』状態でしたが、月曜日もその方向で見ています

ただ、ラインぎりぎりで投票日を迎えると、離脱となった場合さすがにレートが飛びそうですので、持ち越す場合はある程度の含み益を持った状態でというパターンが理想ですね。

 

さて、3ペアの分析は以上になりますが、最後に今週最も重要な事を言わせて頂きます。

 

全てはイギリスの国民投票次第だよ!(´∀`*)テヘペロ

 

当たり前の事ですが、これだけは言っておかなければなりません。( ´∀`)bグッ!

爆益を取れる可能性もありますが、その反対もあり得るという事を肝に銘じてトレードしていきたいと思います。

 

それでは皆様、今週も大けがのありませんように!(`・ω・´)ゞビシッ!

次回に続く・・☆彡

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商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号 関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会
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