【第12回】売りに使える、異業者両建て業者を紹介♪…でも、このFX会社は作る意味のない劣化口座なので要注意!
前回:通貨合成でFXのブラジル・レアル BRL/JPY は更に金利を引き上げる事が出来るが…
真実を伝える!『元・金融機関員のFXブログ』管理人の【ねむゴン】です。FX歴は9年目で、日経225・金・原油なども取引しています。
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低スワップ業者
連載している『異業社両建て』に関連して高スワップ業社は紹介してきました。今回は満を持しての低スワップ業者の紹介となります。
- DMM FX
- 外為ジャパン
の2社がその低スワップ業者です。
両社ともに売り買いのスワップ差が0円の業者になります。
スワップポイントが低く設定されていても、スワップスプレッドが広い会社だとどうしても売りのマイナススワップも大きくなってしまいます。
高スワップで買いに適した業者
例: 買い +45円 売り -50円
- スワップ差が0の業者 A社: 買い+35円 売り-35円
- スワップ差が馬鹿でかい、ボッタクリ業者の場合 B社: 買い+25円 売り-45円
スワップの水準自体はA社もB社も低いのですが、スワップが低いB社で両建てしたら売り-45円なので、差益0円で異業者両建ての意味がありません!
スワップ水準が低いと言ってもそれはあくまでもマイナススワップが小さいという意味で、プラススワップとなる値が大きかろうが小さかろうが意味がありません。
初心者でもできるオススメ方法
では実例としていくつか挙げてみます。
- AUD/JPYをキャンペーンで金利を引き上げているLION FXで買い(+50円)、DMM FXで売り、
- 同じくキャンペーンで金利を引き上げているLION FXでNZD/JPY(+60円)を買い、外為ジャパンで売り、
辺りは初心者でもやりやすいです。
でも、純粋に投資効率を考えた場合は、くりっく365でZAR/JPY 買い(但し、10万通貨単位)と、DMM FXで10万通貨分売り建てがお勧めです。
異業者両建てで最も多くのブロガーがオススメしているのがこの組み合わせです。
スワップ自体は
- くりっく365で 14~15円
- 外為ジャパンで 11円
とせいぜい3~4円しか差がないため、一見 10円以上の両建てスワップ差が生じるニュージーランドドルなどに目が行きがちですが、必要証拠金や建て高から計算すると、
- NZD/JPY 2万通貨で建て高 150万円ほど、日々に得られるスワップ差が20~30円程度
- ZAR/JPY 20万通貨で建て高 141万円ほど、日々に得られるスワップ差が60~80円程度
となりますね。
南アランドは新興国とはいえ、レバレッジは25倍掛けられるので、建て高も必要証拠金もニュージーランドより少ないのに、日々の異業者両建て益は3倍にもなります。
※業者さんもそんな事は百も承知なので異業者両建てユーザーへの嫌がらせとしか取れない対抗策を取ってきます。まあそこら辺は次回以降に補足するとしましょうか…
作る意味のない劣化口座
さて、最後になりましたが、ここで記事タイトルの内容に参りましょう
スワップが低めで売買のスワップ差0円の外為ジャパンですが、以前は【MJ】と呼ばれるFX会社でした。
しかし、経営不振か強豪との争いで負けたのか、DMM.com証券に買収されてしまいました。
何時頃スワップ差0円の、外為ジャパンに変更となったかは覚えていませんが、DMM.com証券はMJの買収前からスワップ差0のDMM FXを持っていました。
買収してスワップ差を0に改善したのが外為ジャパンと言えます。
…でもこれではDMMが元々持っていたDMM FXと同じなんですよ?
しかもスワップ差0だけでなく、スワップ金利まで全く同じです。
一方はスワップ高め or 普通でスワップ差0円ならまだ特色を打ち出せますが、全く同じスワップポイントです(汗)
【唯一明確に違うのは通貨ペア数】
これはDMM FXの方が多くて、外為ジャパンには存在しない通貨ペアがあります。
ようするに、DMM FXの通貨ペアが少ない劣化バージョンが外為ジャパンとなります。
…なので今後口座を開設するなら DMM FX一択です。
FXブロガーの中には異業者両建てで通貨ペアが少ないだけの外為ジャパンを勧めている人もいますが、
「単なる勉強不足」か「必要無いのにDMM FXの口座保有者に外為ジャパンを作らせて、アフィリエイト報酬で稼ごうとしている奴」かのどちらかです。
皆さまも騙されないようお気をつけ下さい。
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