第2回:プライスアクションを使ったトレード手法!(ダウ理論について その2)

第2回:プライスアクションを使ったトレード手法!(ダウ理論について その2)

プライスアクションを使ったトレード手法!



 ダウ理論について その2



前回の記事はこちら
ダウ理論の2回目の記事です。前回お伝えしていたダウ理論を使ってのトレード実例を見ていきます。まずは図 2、3、4のうちどれが一番トレードしやすいでしょうか?
〈図2〉 〈図3〉 〈図4〉
この3つの中でいうと図2が一番トレードしやすいということはほとんどの方がわかったと思います(^^)/ 図3と4の場合、このままでトレードするのはちょっと難しいのでここは少し待ってみましょう。 いずれわかり易い動きになりますから! (わかりやすい動きとは?動く方向が誰の目でみても明らかな状態になった場合です。) ダウ理論を使ってトレードすることは市場参加者の心理を先読みしてレードすることです。 ダウ理論を使うことで市場参加者の何を読みたいのかというと 売りでトレードした人、買いでトレードした人の利益や損の確定位置を先読みしたいのです。 それでは図2での具体的なトレード方法です。 これは簡単です。この状態は押し目買いを狙っている状態ですから①の下に損切を置いて買いで入れば良いわけです。 〈図5〉 ターゲットは基本的に直近高値までとなります。 続いて図3のトレード方法ですが今度は直近高値の少し上にストップをおいて売りで入るようにすれば良いのです。 これはダウ転換になる可能性もあり、そうなった場合は大きな利益を得ることができますが最低利益目標は直近安値までとなります。 〈図6〉 ちなみに今回(先週)のポンド円チャートの下落は図6のダウ転換が起こり結果として円高が進みました。 図4の場合はすぐにトレードはできません。現時点では方向がわからないからです。 〈図4〉 このまま①の直近安値を下にブレイクした場合は戻りを待って売りです。この場合は図6と同じような考え方になります。 <図7> 次に短期で下降ダウの直近高値を切り上げた場合大きな上昇ダウが継続中に下降ダウが崩れたということで 押し目買いを狙うようになります。 ※長期は上昇ダウ継続中。そんな中、短期で下降ダウが発生したものが崩れた。(もしくは短期上昇ダウが確定した) 〈図8〉 ただし図4の場合は上方向にも下方向にも行く可能性があるので矢印の高値と安値の間のレンジの可能性もあります。 確率的に考えたらここでは逆張りを狙いブレイクしたらブレイクした方向についていくといった方法が一番でしょう。 〈図9〉 こんな感じでダウ理論を用いて方向が判断できますので方向が変わる地点に損切を置くことでダウ的に進む方向にトレード することが可能となります。何をいまさら!と思われてる方ももう一度この法則を確認してみてください。
ライター:ドリーム
プロフィール:プライスアクション理論でチャートを単純化してトレードしている兼業トレーダーです!
ブログ:FXプライスアクションを学ぶ


連載コラム

商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号 関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会
商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号
関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人
日本投資顧問業協会
金融庁日本投資顧問業協会証券・金融商品あっせん相談センター証券取引等監視委員会

Copyright © 2024 GogoJungle Inc. All Rights Reserved.