【5月31日のトレード戦略】ドル円の上値を確認 江守哲のリアルトレーディング・ストラテジー

【5月31日のトレード戦略】ドル円の上値を確認 江守哲のリアルトレーディング・ストラテジー

2016/05/31 08:01 おはようございます。 本日もよろしくお願いいたします。 〔Equity Market〕 米国株はメモリアルデーで休場。本日より取引が再開される。 米国株のトレード戦略は、ダウ平均のロングの維持を推奨する。直近高値を超えるかを確認しながらの判断になるが、超えられないようだと調整が深くなる可能性もある。今年の5月の値動きは、リーマンショック後の平均的な動きに比較してかなり強い。結果的に下げも大きくなる可能性がある。50日線をトレンド転換のポイントに置きながら対応することにしたい。 〔Currency Market〕 ドル円が111円台に上昇し、1カ月ぶり高値をつけた。イエレンFRB議長の前週末の発言で早期利上げ観測が高まったことがドル買いを誘う一方、安倍首相が消費税増税を2年半延期する意向を固めたとの報道が円売りにつながった。安倍政権は景気対策を盛り込んだ補正予算案を編成する見通しで、さらに日銀も追加緩和を実施するとの見方があり、これが円売りにつながっている。ただし、この日は英米市場がともに祝日で休場だったことから、取引は低調だった。ユーロドル1.1140ドル前後で推移し、底割れは回避されている。一時1.1097ドルまで下落したが、ドイツCPIが予想を上回ったことで買い戻された。今週は重要経済指標の発表が目白押しである。6月1日は5月の米ISM製造業景気指数、6月3日に5月の米雇用統計が発表される。FRBが利上げを決定する根拠が見いだせるか、市場の注目が集まることになる。ドル円は指摘してきた111.25円レベルが重い。これを超えると112.25円あたりまでの上昇もあり得るが、その勢いがつくか、日本の政治面が大きく影響することになる。これらを超えても、最終的には114.25円を超えるのはかなり厳しいだろう。短期的な買われすぎ感も徐々に強まっている。ユーロドルは売られすぎ感が強まりつつある。6月2日のECB理事会では、緩和策の維持が決定される見通しだが、マイナス金利の深堀りは困難であり、ユーロが量的緩和を背景に売られる可能性は大きく低下している。米利上げが織り込まれれば、再び1.15ドルを目指すだろう。ポンドは一時1.4625ドルを割り込んだが、再びこれを回復している。ここを維持できれば、さらなる高値トライが想定される。1.4580ドルでサポートされる動きが続けば、その可能性は高まろう。 〔Commodity Market〕 英米の休場でコモディティ市場も休場だった。本日から取引が再開される。 貴金属のトレード戦略は、金以外はいったん撤退としたい。金は長期テーマの銘柄であり、これは維持しながら対処することにしたい。金は節目の1200ドルを維持できれば、回復も早いだろう。 ここから先は、↓↓江守哲のリアルトレーディング・ストラテジー↓↓で
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金融商品取引業の登録番号 関東財務局長(金商)第1960号
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