ミレニアルへの懇願 TAKIZAWAシカゴ・レター/今日の視点・明日の視点

ミレニアルへの懇願 TAKIZAWAシカゴ・レター/今日の視点・明日の視点

2016/05/27 20:34 演出が目的の近年のG7. 歯が浮くような過剰さもあった今回、 日本国内向けには、目標は達成されたと思う。 本当に歴史を変える会議というのは、 例えばパールハーバーの4ヶ月前、 アメリカ戦艦オーガスタと、 英国戦艦プリンスオブウェールズが、 カナダの孤島沖で、人目を離れ数日間に停泊した会議をいう。 (つまりほとんどが秘密) チャーチルの懇願で達成されたルーズベルトとの初の秘密会議は、 米国議会も英国議会も知らされておらず、こつ然と姿を消した両首脳が 何をしていたかが明確になったのはずっと後だった。 そして、伊勢志摩サミットにはほとんど関心がなかった米国も オバマのヒロシマ訪問は、ホットに取り上げている。 オバマの決断の中に、ミレニアル層では原爆投下は間違いだった・・ という感覚が増えていることがある。 原爆投下はアメリカが日本を実験台にしたか、 それとも、戦争終結に貢献したのか。 答えは「その両方」だが、 ミレニアルにとっての分岐点は、なぜ二度も落したか。 リベラルな彼らは、明らかに前者を強く意識している。 そして今、そのオバマ人気を必死でたぐり寄せているのがヒラリーだ。 再び窮地の彼女のスピーチは、オバマ路線を引き継ぐのは自分だけという、 ミレニアルへの懇願に変わっている。 一方ヒラリーが窮地なると起こる現象が株の上昇。 昨夏、中国ショックで株は下がった。 注目された9月のFOMCで、利上げはなかった。 ちょうどこの頃もEメールでヒラリーは窮地たっており、 バイデンが出馬の構えを見せていた (誰もトランプがこうなるとは思っていなかった頃) 当事市場では、9月のFOMCでイエレンが利上げをしなかったことで 株は戻ったことになっているが、事前に、クリントン一派(ブルッキングスからサマーズなどもろもろ) がいろいろ動いていた。 この二日の株の上昇のコメントで明確なのは、 若手WSアナリスト層からの相変わらず能天気な強気論と、 ジムクレーマーなど、それなりの筋が、意味不明に強気転換したこと。 前者はともかく、NYを中心とした後者は、オバマ政権が  全面的にヒラリー支援のため、動き出したことを感じている可能性がある・・ 後はそれがワークするか。昨年と違い共和党はトランプになった。 ヒラリー陣営の思い通りなるかは去年とは違う環境・・ ここから先は、↓↓TAKIZAWAシカゴ・レター/今日の視点・明日の視点↓↓で
商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号 関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会
商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号
関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人
日本投資顧問業協会
金融庁日本投資顧問業協会証券・金融商品あっせん相談センター証券取引等監視委員会

Copyright © 2024 GogoJungle Inc. All Rights Reserved.