2016/05/26 09:12
ドル/円、24時間を予想(9:12現在110.06-08）
○ドル/円、ドル強きを維持。110.40-50の上値抵抗にも注意。クロス/円、上値余地が限られる展開か。
直近の日足は値幅の小さい足で終えていますが、上昇余力の強いものではないことや、110.40-60の上値抵抗を抜け切れておらず、これにぶつかる可能性にも注意が必要です。
5/3に付けた105.55を起点とするトレンドラインが110.40-50に位置しており、110.60超えで終えて来ないと強い状態に戻りませんが、一方で1/29に付けた121.69を起点とするトレンドラインの下値抵抗が108.70-80に位置しており、これを下抜けて終えるか、値動きの中で108.50割れを見ない限り、短期トレンドの変化が確認出来ないため、ドル売りも慎重に臨む必要があります。
日足の終値が110円台を維持出来ない場合は109円台の足元を固め直す動きへ。108.70-80の抵抗を日足の実体が下抜けるか、値動きの中で108.50を見た場合は短期トレンドが変化して一段のドル下落に繋がり易くなります。逆に110.60超えで終えた場合は上値トライの動きが継続しますが、111.10-20超えからの上値抵抗が厚いことからドル急伸にも繋がり難いと見られます。
今日のドル買いは1日様子見か109.00-20ゾーンまでの押しがあれが軽く買い狙い。損切りは108.40で撤退です。これが付いた場合はドルの戻り売り方針に転換です。ドル売りは様子見か110.40-50で軽く売り狙い。損切りは110.70で浅めに撤退です。
ユーロ/ドルは小反発。上昇余力の強いものではありませんが、200日移動平均線が1.1103近辺に位置しており、これに跳ね返される可能性にも注意する必要がありそうです。ユーロ買いは様子見です。ユーロ売りは1.1160-70で戻り売り。上値余地を1.1200-10近辺まで見て置く必要があります。損切りは1.1250で一旦撤退です。短期トレンドは1.14台を回復しない限り、ユーロ弱気の流れ。強い下値抵抗は1.1100-10と1.1050～1.1080ゾーンにあります。
ユーロ/円は小陽線で続落を食い止めていますが、123.10-20の抵抗を抜け切れずに終えており、今日についても123.10-20で戻り売り狙いで、損切りは124.20で一旦撤退とします。日足の上値抵抗が124.70-80にあり、短期トレンドは125円超えに値を戻さない限り、ユーロ弱気の流れ。ユーロ買いは1日様子見です。
ポンド/ドルは続伸。日足、週足共に形状が強く一段の上昇の可能性が点灯中ですが、月足は1.5000超えで越月しない限り、下値リスクを残した状態です。短期トレンドが強いので1.4660-70で押し目買い。下値余地を1.4620-30近辺まで見て置く必要があります。損切りは1.4580で一旦撤退です。短期トレンドは1.4500割れでニュートラルな状態に戻します。売りは様子見です。
ポンド/円は2手連続陽線引けとなり、日足は強い状態を維持しています。一方で159円台の足元の弱さを残していることや、月足の形状が安定していないこと、162.50-80ゾーンに強い上値抵抗が控えていることから、上値抵抗にぶつかる可能性にも注意が必要でしょう。買いは161.10-20で押し目買い。損切りは160.40で十分でしょう。これが付いた場合は159円台前半の足元の強さを確認する動きへ。短期トレンドが強いので売りは様子見です。
豪ドル/円は小幅続伸。短期トレンドが弱いので79.30-60ゾーンでの戻り売り方針継続とします。損切りは80.30で一旦撤退。買いは様子見です。
（ドル/円）
上値抵抗：110.40-50、110.70-80、111.10-20、111.40-60
下値抵抗：110.00-10、109.70-80、109.40-50、109.00-20、108.70-80
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