ため息つけば、それで済む 鏑木高明の「相場サイクルとパターン分析」
2016/05/25 11:05
ユーロドル相場は昨日1.1140で引け、申し訳ないですがストップが入りました。
ため息つけば、それで済む。後ろだけは見ちゃダメと。
昨日の続きとなりましたが、いやな予感は当たります。
昨日はチャートの弱保合いが気になりました。「しかし、現在の弱保合いが継続されますと、もう一段下落して日足チャートチャネルライン下限へのテストがあるかもしれません。従って目先、再度、1.1240台への動きから、1.1250以上への上伸に失敗すれば、ロングは一旦逃げておきます」。
残念ながら1.1226までしかなく、ロンドン時間から下げが始まり、1.1132まで下落。チャネルライン下限ゾーンに入りました。調子の悪い時はいやな予感は当たるもので、期待は裏切られます。
しかし昨日述べた長期サイクルのボトム模索中という大局観はまだ維持されています。
即ち、「筆者は現在のユーロドル相場は5年、8年、そして16年サイクルボトム形成と見ていますので、このボックス上放れが大相場の始まりになると見ています。それは少なくとも、3年以上の上昇トレンドで1.4台を目指す相場になると予想します」。
この大局観はユーロドルが週足引け値で1.05を割り込むまでは持ち続けます。
来週は雇用統計。依然として6月米利上げ観測がくすぶる中、不透明な相場が続きますが、目先雇用統計までにもう1サイクル、上げと下げが入ると見ます。
現在のチャネルライン下限、買いで対処します。ストップは1.1030以下の引け値に設定。これが入れば、数日この市場から退出します。
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