米国でH&S 円高でシカゴ終値は大阪日中引け比140円 井上 哲男『相場の潮流』
2016/05/24 07:51
・ 米国市場の株式チャートでS&P500とダウにヘッド&ショルダーが出ていると先週から話題になっているが、
明確に現値がそれを下回り「下げトレンド入り」を示すものとはなっていない。
・ 6/23の英国国民投票という大きなイベント前にも、日銀の金融政策決定会合、FOMCというイベントがあり、
「方向感がでない中ポジションを取ることは避けたい」のがファンドマネージャーの支配的心理となっている。
・ サミットに外国人投資家は無関心。
日本がサミット後に発表する財政の出動金額は、数年間での支出を想起させる積極的なものとなろう。
また、それは参加国で唯一先日コメントを入れたIMFを満足させるものであろうが、
建設株が賑わう程度か。
しかし、それは建設株にとって慈恵の雨。重く、重くなった建設株の信用残高、
そして迫っている信用期日に向けての雨である。
本日お送りするDOEリストにも建設株がランクインしており、
「資産バブル、リーマンショック時とは随分違うな」という印象は受ける。
但し、雨は長くは続かない。
「信用期日むかいの買い」という過去の格言は信じない。
それは、半年後に信用期日で苦しむ買いになるかもしれない。
・ 今日から原油は7月限です。
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