平凡な主婦による平凡なコラム：第3回→執筆者はコチラ

前回：トレードスキルと車の運転スキルは比例するのか？

 

前回のコラムでは

• 「基本を大事にすること」そして
• 「基本を大事にしていないと、私の過去のように後で痛い目をみる事になるかもしれない。そのままだとあなた、大変な事になりますよ・・！」

という笑うセールスマンチックなお話をさせて頂いたわけだが、皆様は目を通して頂けただろうか。

「そんなのまだ見てねぇな〜〜しらね〜！」

という方は直ちにパソコンのスイッチをオンにし「fx-on  変な女のコラム」とグーグルさんで検索を行い私のコラムの過去記事を見つけよう。

そしてしっかりと大きな声でコラムを音読し終わった後は、作文用紙2ページに渡って感想文を書きfx-onの運営会社さんに送ってみよう。

私などの手に渡る事はないので思う存分好きなことを書いて頂いて大丈夫なのだが、悪口はやめておこう。

なぜなら皆さんはご存知ではないかと思うが、こう見えて私は"小心者のか弱い女子"だからである。

まさに草原を駆け抜ける"白い野うさぎ"を想像して頂きたい。

とても可愛いらしいではないか。。

だから悪口はやめておこう。 そしてここで突然本題に入らせて頂く。

私が投資を始めたばかりの頃は右も左も分からず、とにかく色々な本やブログを読みあさっていた。

先輩トレーダーの方々のブログは参照になるものばかりで自分のトレーダーとしての基礎はそんな皆様のおかげで出来たものであるのは間違いない。

５年という月日が経ったが今でもブログを続けられている方々は数人いらっしゃって、もちろん今でも時々目を通している。

 

今日はその中の1人の先輩トレーダーの方のお話をさせて頂く。

その方にお会いした事はないが私のイメージでは冷静で頭脳明晰な印象、昔から独自の経済分析情報を主に日々ブログを書いておられる。

しかし今年に入ってから私とは真逆と言って良いほどの分析内容の相場観を綴られていた。

相場観は人それぞれの分析であってどちらが正しいとかの問題ではないが、昔からの読者である私はどこか違和感を感じていた。

なぜなら元々はとても冷静な方の印象であったが、最近は「感情的になっている様子がみてとれる文章」が目立っていたからだ。

案の定、その方は先週の「日銀失望売り相場」で大きく損をしてしまったらしくその後もやはりとても怒りの感情が全面に現れたブログが投稿されていた。

私はこの件で、大切な事を2つ
自分の中で再確認できた。

まずは

どれだけ勝利経験があろうとも、高飛車にならず常に初心の気持ちでトレードに挑む事。

初心者も経歴の長いベテラントレーダーであっても、相場の中ではいつも誰もが同じ立ち位置でトレードをスタートである事を意識したい。

勝った経歴がたくさんあるからといって次の勝負に勝てるわけではない。

常にゼロスタートである事を意識すると、必ず全て丁寧なトレードをする事ができると思う。

 

そして

なりより「いつでも感情的になってしまった時点で"負け"が決まってしまう」と私は考えている。

どれだけ前回大きな利益を上げたとしても次のトレードのために気持ちはリセットしなければならない。

決定的な事はどれだけ負けてしまっても怒りや悲しいといった感情は"次のトレードをする上で邪魔としかならない。"

なんだかの感情がどこかのポイントから引きずってしまっていると、結果を左右させてしまうかもしれない。

喜ばしい結果に動かしてくれればいいのだが・・・。そう調子の良いように事は進まず、結局最後は悪い結果へ導く事となってしまう。

そのような事を私はよく経験し何度も実感した。

しかしせっかく培ってきた資産が大きく失われた時、「感情を出すな」と言われても難しいにきまっている。

自分の思い通りにいかない相場にイライラするし、大幅に少なくなった残高の数字に悲しくなりなにも考えたくない・・・もはやずっと寝込んでいたくなる・・・。

「もうトレードやめようかな。こんなに負けるなんて向いてないよ。そうだやめたほうがいいんだ。」

このような事例は防ぎたい。

しかし資産を取り返すためには、どれだけ辛い状態であっても次のトレードのために気持ちをリセットしなければ勝てるわけがない。

とても難しい問題だ。

だが相場師になった以上そして勝ち続ける相場師になるには、その方法を自分なりに見つける事は必須だ。

ちなみにここで私のオススメの方法を書いておこうと思う。

まずはイライラしてしまったり悲しくなった時は一通り気持ちを言葉に吐き出して、大声で叫ぼう！

一旦言いたい事を言い切ったら次に静かに目を閉じ、想像してみよう・・・・・。

「果てしなく広がる草原、雲１つない青空、、。

空気がうまい。深呼吸をしてみよう。

川のせせらぎが聞こえる。

す〜っと流れる風にふかれ花の香りがする。

この香りは・・コスモス・・・か？」

そして心の中で言ってみよう。

「なんだかずっとここに住んでいたいな。

生まれ変わったらこの地に住む、"白い野うさぎ"にでもなれたらいいに・・・。」

  さぁどうだろうか！

今目覚めたあなたの目の前にはチャートが今日も忙しく動いている。

草原の世界は夢だったようだ。
​

夢から覚めたあなたは、やはりまたパソコンの前に座りチャートを眺めている。

相場師の魂が蘇ったようだ。

あの頃の邪悪な感情は忘れ、暗い感情に支配されていたあなたの目は今メラメラと炎に包まれたかのような真剣で、アツイ眼差しをしている。

今日も頑張ろう。

今日も勝とう。

今日も勝ってやる！

負けた時は・・・ そうだ！また夢の中で、 あの白い野うさぎに、なればいいのさ。

次回に続く・・☆彡

連載コラム

第1回： 子供連れの主婦がどのように『資産』を増やし続けけているのか

第2回： トレードスキルと車の運転スキルは比例するのか？