毎月1.6億円をマイニング稼ぐ中国の猛者たち(第5回)

毎月1.6億円をマイニング稼ぐ中国の猛者たち(第5回)

連載コラムゼロからはじめる仮想通貨トレード:第5回

前回「ビットコインは採掘で新しく発行される。」

これまでビットコインやクリプト(仮想通貨)の基礎的なことを書いてきましたが、ここでちょっと休憩です! 2015年2月の話ですが、ビットコインマイニングで1ヶ月に150万ドル(およそ1億6000万円)を稼ぐという中国のグループへの潜入取材の動画がありましたので紹介します。 動画は英語字幕で、もし言葉がわからなくてもその異様な雰囲気は確実に伝わると思います…。 今回の潜入取材を受けたマイナーグループは中国の大連に施設を設けています。 ビットコインという最先端テクノロジーのイメージの面影も感じられない外観です。3階建ての建物の2階でマイニングが行われているとのこと。 施設内部、大量のPCが大量のラックに雑然といや整然と並べられていますが、これはその一部です。 放熱するため奥に見える巨大なファンで強風を送り込みますが、それでも夏には37℃を超えることもあるとか。動画の中で一定の音が流れている場面があると思いますが、あれはファンの音です。 もちろん、床はこういった大量のケーブルの川が流れています。 電気の使用量はなんと1,250kWh、電気代は毎月8万ドル(およそ874万円)に…。 しかしこの施設だけで3,000台もの専用マシーンを稼働させ、当時は20~25BTCを1日でマイニングしていたそう。今のレートならば、1BTC=4万7,000円で毎日100万円といったところ。 このグループは6つの施設を運用しており、その合計で毎月150万ドル相当を稼いでいるそうです。 無造作に放置されているのは900台もの壊れて使わなくなったコンピューターたち。一応、パーツはリサイクルして使ってるそうです。 それでもスクラップと化したパーツ類の山が出来てしまいます。 エンジニア達は月に4-5日しか自宅に帰らず、生活のほとんどをここで過ごしているそうです。しかし、彼らが得られる報酬は他よりも高額です。 彼らの休息の場。これだけで十分なんでしょうか。 彼らの仕事のほとんどはコンピューターの稼働状況の監視に費やされとても退屈だそう。普段はモニターを監視しながらコーヒーを飲んだり、ゲームをしたりして過ごしているそうです。 最後に、「今、ビットコインを買ったり投資するには良いタイミングだと思いますか?」という質問に、「はい。」と答えたこの施設のマネージャーであるJin Xinさん。 この取材当時から1年が経過していますが、2016年は「本当のビットコインの年」になると言われており、その"良いタイミング"というのはまだ継続中だと思います。

次回へ続く…!

TrendStream
FXトレーダー、FX情報サイトのTrendStreamを運営、EA開発も。FX歴7年目の2016年、仮想通貨投資に強い可能性を感じ着手。
ブログ:ビットコインまるわかり

written by トレンドストリーム  
商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号 関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会
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