スイスフランショックその後-Alpariジャパン

スイスフランショックその後-Alpariジャパン

スイス国立銀行が2011年9月から維持してきた、『ユーロスイスフランの下限 を1.2000として無制限に介入』するという為替方針を2015年1月15日に突然撤廃し、 所謂「スイスフランショック」と言われる激震となりました。 『主要国通貨においては過去に例を見ないマーケット変動』と言われ、 金融市場に混乱をもたらした。 FXでトレードをする者にとっては、FXブローカーの破綻という 大きな影響を受けることとなりました。 その大波は日本のブローカーにも及び、 Alpariジャパンはサービスの提供を停止する という事態に至っています。 AlpariジャパンのWEBページに掲載されている情報をもとに、 簡単に時系列で振り返ってみましょう。 ・1月16日 【重要なお知らせ】アルパリUKより  アルパリUKが破綻  アルパリジャパンに保有するポジションを早急にすべて強制決済  新規ポジションを持つことを一時中止  入金、口座開設を一時中止 ・1月17日 【重要なお知らせ】ご出金方法について  アルパリジャパンでのポジションを強制決済したことの連絡  出金依頼は通常通りの手順であることを再確認  通常よりも、出金までに時間を要することを明記 ・2月12日 出金状況について(平成27年2月12日17時点)  2月10日16時40分頃までに出金依頼をした分の送金が完了したことを連絡 ・2月23日 MT4及びアルパリダイレクト提供停止のお知らせ  3月13日(金)を以ってMT4並びにアルパリダイレクトの提供を停止することを連絡  確定申告時の書類となる「年間取引報告書」をそれまでに取得するよう注意喚起 Alpariジャパンをメイン口座の一つとして活用していた自分としては、 トレードを継続出来なくなるという点で大きな影響を受けました。 ただし、出金に関しては、通常よりは時間がかかったものの、きちんと 出金されましたし、情報もきちんと展開されていたので、強く懸念する ということはありませんでした。 ま、信託保全という制度があるという前提はありますが。 いずれにせよ、あって欲しくは無いことですが、国内ブローカーが 破綻という事態に陥った場合には、このようにスマートに処理して 欲しいものです。 もっとも、ブローカー事態が破綻するに至ったという場合は、 ここまでスムーズでは無いと思っていた方がいいのかもしれません。 今回は、親会社が経営破綻しただけで、Alpariジャパン自体は 経営を持続できたハズなので。 Alpariジャパンのメリットを思いつくままに挙げると以下のものがあります。 ・スプレッドが狭い ・日足が5本 ・最小取引単位が1000通貨 これを満たす国内業者は意外と少ないです。 OANDAジャパンもいいセン行ってますが、両建てが不可というのが不便です。 外為ファイネストは日足が6本となっています。 スイスフランショックが引き金となり、結果的にFXCMジャパンが楽天傘下に おさまりました。 個人的には、Alpariジャパンを元の環境になるべく近い形で 再開するために、きちんとした企業の傘下に入ってくれることを願っています。 FXCMジャパンも、上記3つの項目を満たしますね。 取引手数料が発生する形式に変更されているので、個人的には トレードを控えていました。 が、楽天の傘下に入ったことで、今後の動向に期待しています。

商号 株式会社ゴゴジャン
金融商品取引業の登録番号 関東財務局長(金商)第1960号
加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会
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関東財務局長(金商)第1960号
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日本投資顧問業協会
金融庁日本投資顧問業協会証券・金融商品あっせん相談センター証券取引等監視委員会

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