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皆様、明けましておめでとうございます、本年もよろしくお願いいたします
年初の動きは各指標が強く強いスタートとなりました。
本日の経済指標を振り返って見ましょう。12月の財新発表の中国製造業PMIは51.9となり前回の50.9、予想の50.7を上回りました。上海総合指数は1%強上昇しアジア株は総じて堅調。
12月ドイツの失業者数は1.7万人減少と前月の6000人減少、予想の5000人減少より強い数字で、失業率も6%変わらずと東西統一後の最低水準を維持しています。
12月英製造業PMIは56.1で11月の53.6、予想の53.3を上回りました。DAX,FTは上昇、下落しているのはトルコぐらいです。
注目された12月の米製造業ISMは54.7と11月の53.2、予想の53.6を上回りました。新規受注は60.2(11月53)、雇用指数は53.1(11月52.3)と内訳も強いものでした。
結局指標が強く、各国の株価は上昇(現状ダウは60ドル高)欧州時間に入るとドル円は上昇し、最初はクロス円も強かったのですが徐々にドル上昇の流れとなりました。
ISM発表後ドル円は118.60まで、ユーロドルは1.0340までドル高となり、ニューヨークダウも一時170ドル高となりましたが、いったん調整しています。
しかしこの流れに水を差したのはトランプ氏の言動がきかっけになったようです
トランプ氏ははGMのメキシコ産シボレー・クルーズは関税なしに輸入されている、米国で生産するか、多額の国境税を払うべきとつぶやきました。
またフォードは16億ドル規模のメキシコの新工場の新設を白紙にしたことで、メキシコペソが1ドル=20.90ペソまで急落。
保護祝儀の高まりを懸念して株下落、ドル円は117.50付近まで下落し、いって来い動きになっています。
ニュージーランドドルのロングは維持、いったん様子を見ています
よろしいですか?