【BCHJPY】移動平均線とボリンジャーバンドでビットコインキャッシュ円の値動きを分析
2017年8月にビットコインからハードフォークする形で作成されたビットコインキャッシュ(BCH)。2018年7月11日現在の時価総額は4位と市場規模が大きく、取引されている方も多いのではないでしょうか。
過去の値動きを簡単に振り返ると、昨年12月20日に一時50万円越えの最高値をつけたものの、反転して下落基調に転じました。その後、4月上旬ごろまで低迷していた価格は、世界最大規模のマイニングプール「Antpool」がBCH手数料の一部をburn(バーン/焼却)し希少性が高まったことや5月にハードフォークが予定されていたことを受け、いったんは上昇を見せましたが、再び下降に転じて現在は7万円台と低水準で推移。今のところ上昇の気配はありません。
さて、ここからは日足でチャート分析をしてみます。ここではGMOコインのチャートを用いて、移動平均線とボリンジャーバンドの二つのテクニカルを表示させています。下画像を見ての通り、6月10日の暴落以降、右肩下がりのSMA25(水色の線)とEMA25(ピンクの線)の下で価格が推移しており、下降トレンドであることは明らか。また、7月に入ってからの値動きはSMA25に上値を抑えられている格好です。今後の値動きを予想する上で、このSMA25が一つのポイントになりそうです。
その一方でボリンジャーバンドに目を移すと、バンド幅が収縮(スクイーズ)してきており、トレンド転換の前兆といえなくもない状況です。今後はSMA25を明確に上抜けるか、またボリンジャーバンドがここからさらに狭まり、拡大(エクスパンション)するかに注目したいところです。これら二つの動きが見て取れたタイミングでロングを仕掛けるイメージを持っておくと良いかもしれません。
×
よろしいですか?