日足と1時間足の組み合わせで戻り売り(日経平均先物)
RCI3本ラインとBODSORの活用例
RCI3本ライン(RCI9, RCI26, RCI52)の特徴のひとつとして
「RCIが3本揃って同じ方向を向いている場合、その方向へのプライスの動きが大きくなる」
というものがあります。
RCI26とRCI52が上昇(下降)していてRCI9が下降(上昇)している場合、
RCI9が反転すると「RCIが3本揃って同じ方向を向く」ということになります。
ですのでRCI9がいつ反転するかを察知することが非常に重要になってきます。
(ケースバイケースですが、単純にRCI9の反転が確定するのを待つと大きく
出遅れてしまうことが多々あります。)
そこで、RCI9の上昇(下降)する勢いが弱くなるタイミングをできるだけ早く察知
するために開発されたのがBODSORです。
下図は、昨年末から日経平均先物の日足のチャートです。
日経平均先物 日足
上段: BODSOR
下段: RCI3本ライン (赤:RCI9,水色:RCI26,黄:RCI52)
緑色の矢印で示したのは3月16日の足です。この日の足が確定した時点で、
日足のRCI3本ラインが3本そろって下げとなりました。プライスは日足レベ
ルで強い下げとなる可能性のある場面です。
ですので、翌営業日である3月19日に1時間足レベルで戻り売りできる場面
がなかったかチェックしてみることにします。
下図は、日経平均先物の1時間足の3月15日から20日にかけてのチャートです。
日経平均先物 1時間足
上段: BODSOR
下段: RCI3本ライン (赤:RCI9,水色:RCI26,黄:RCI52)
上のチャートを見てみると、3月19日に「RCI3本ライン+BODSOR」の
典型的な戻り売りサイン(黄色矢印)が点灯していることが分かります。
RCI3本ラインのうち上昇しているのがRCI9のみ。
RCI9が反転下降すればRCI3本そろって下降となる可能性のある場面。
すなわち、プライスも強い下落になる可能性。
このような状況の中でBODSORの戻り売りサイン(黄色矢印)が点灯。
BODSORのサインが点灯した直後に陰線が3本連続して発生。その後も
プライスは順調に下落しているので、このケースでは戻り売りのサイン
としてよく機能していることが分かります。
(このケースではRCI9が反転下落するのを待つと陰線2本分出遅れます。)
押し目買い・戻り売りサインを表示するインジケーター【BODSOR】
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