株価指数を取引して資産倍増を狙う「くりっく株365」とは?
『くりっく株365』という商品をご存知ですか?
『くりっく株365』は東京金融取引所が行っているFXのくりっく365と似たような商品で
、取引する対象が『株価指数』というものです。
取引できる対象指数は現在、日経平均、NYダウ、DAX(ドイツ)、FTSE100(イ
ギリス)となっていますが、実はこの4か国だけで世界の先進国株式市場の8割を占めてい
ます。
つまり、この4つの指数で、先進国の株式インデックス投資をほぼ網羅する事ができるの
です。
『くりっく株365』のメリットはそれだけではありません。最大のメリットはコストが低
いという点です。
ポジション保有中にかかるコストは、無担保コール翌日物金利が基準となっていますから
、日経平均を取引する場合だと、まさに今ゼロコスト状態です。
これはインデックスファンドやETFよりも低いコストでインデックス運用ができること
になります。
また『くりっく株365』は、NYダウなどを取引するときに為替リスクがほとんどないと
いう点も魅力的です。
日本円は、30年前140円ぐらいを推移していましたが現在は112円前後と約20%円高に振
れています。しかしその間のNYダウは、2600ドルから24000ドルあたりまで上昇してい
ます。その上昇率は約923%です。
NYダウは、30年間で約10倍の923%の上昇をしているわけですが、もしこのNYダウを
円で取引していたとしたらどうなるでしょうか?
計算(※1)すると、その上昇率は700%。NYダウへの投資は、円建てで取引することで
約200%以上もの差が開いていたことになります。
為替は、長期的には購買力平価説に沿って動いていると言われています。そして日本はデ
フレ、米国は弱インフレという状態です。つまり長期的に見たドルと円の関係性は、今後
も円高に動く可能性が高いと考えられます。
つまり円建てでNYダウに投資するよりもドル建てで投資をしたほうが超長期的には有利
になる可能性が高いということなのですが、もちろん今後状況が変わることも考えられま
す。
そうした意味でも、実際に取引をするのに為替変動を考慮しなくていいというのは、わか
りやすくて安心だといえるでしょう。
しかも『クリック株365』は、証拠金取引ですから、レバレッジも使えます。ただし、取
引する対象が株価指数なので、そこは慎重に行うべきでしょう。
しかし株式という資産はプラス・サムゲームと言われます。基本的には保有していれば、
みんなが儲かるゲームだという所が魅力です。
先ほどの例でいえば、NYダウを30年間保有しているだけで、資産は約10倍。また
、923%と言いましたが、その数字には配当による収入が計算されていません。さらに配
当金の再投資を30年間行っていたら、実際の資産はもっと増えていたでしょう。
低コストでレバレッジがかけられる。しかも先物やオプションのような限月というものが
ないので、超長期保有も可能。これだけの条件がそろっていれば、資産倍増も夢ではない
ですよね。
(※1)仮に、30年前にNYダウに投資した100万ドルが、10倍となって1,000万ドルにな
っていたとします。30年前に投資した時のドルが140円だったので、円に換算すると当時
140万円を投資していたという事になります。そして30年後の今は、ドルが112円になって
いるので、円に換算したNYダウは、1,000万ドル×112円=1,120万円ということになりま
す。
よろしいですか?