今年もヘッジファンドの利益確定は年末からか?
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さて、今回のテーマはヘッジファンドの動向です。
10月以降の日本株の買い方の主体は、海外投資家です。
2017年10月だけで2.2兆円以上の金額の現物株を購入していますね。
ちなみに、買い越しの大きい月は
2016年11月 1.5兆円
2015年10月と11月の合計で1.1兆円
2014年11月 1.2兆円 です。
一方、売り越しした月を見ると
2017年3月 ▲1.0兆円
2016年1月 ▲1.0兆円
2016年2月 ▲2.0兆円
2016年3月 ▲1.9兆円
2015年1月 ▲0.9兆円 です。
ここ数年、海外投資家は10ー11月に買い、年明けから利食いに走るパターンが続いているとみることができます。
このパターンは、長期の年金などの資金ではなく、ヘッジファンドなどの特徴ですね。
今回の買いが、年金などの長期投資家ならいいのですが、ヘッジファンドなどの短期筋だと、注意をする必要があります。
年度ごとに収益を追求され、またボーナスも決まるヘッジファンドであれば、チャンスがあればすぐに利益を確定する行動に走るからです。
今後は年末から年明けにかけて、外人投資家(ヘッジファンド)の決済売りがどの程度出てくるのかを慎重に見ていく必要がありますね。
注)以上は私見であり、また、ファイナンシャル・リテラシー(金融知力)の向上のみを目的としたものです。したがって、投資勧誘の目的で作成されたものではありません。また、ブログの内容は、信頼できる情報源のデータをもとに作成したものですが、管理人は、その正確性を保証するものではありません。実際の投資の最終判断は、自己責任でお願い申し上げます。
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