【思考力】トヨタはSEIKOの轍を踏むか?
こんにちは、管理人の日経OP売坊です。
当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございました。
少しでも皆様のお役に立つ情報を提供していきたいと思いますので、応援宜しくお願いいたします。
さて、今回のテーマは「トヨタはSEIKOの轍を踏むか」です。
時計のSEIKOといえば、かつての一世を風靡していました。
特に、機械式時計の技術は、今でも世界一でしょう。
しかし、あるとき、時計産業に大きな転機が押し寄せました。
クオーツ技術の発明です。
水晶振動子を使った技術は、精巧な機械式時計の技術を必要としなくなりました。
結果として、CASIOなどが参入して、低価格の時計が世の中をうめつくしました。
スウォッチなども、その一例ですね。
その結果、SEIKOは大きくマーケット・シェアを落とすことになりました。
<自動車産業のイノベーション>
同様な事が、今、自動車産業でもおこっています。
ガソリン自動車から、電気自動車への移行です。
環境にやさしいこともあり、その流れはもはや変えることができそうもありません。
ガソリン自動車のエンジンが、1万店弱の精密な部品でできているのに対し、電気自動車は、モーターで走ります。
モーターであれば、それほどの部品数もいりません。
モーターメーカーばかりか、おもちゃメーカー・家電メーカーでさえ参入することができる技術です。
結果、多くの製造業が、自動車産業に参入することができる時代が来ています。
事実、あの掃除機のダイソンが参入を表明しています。
日本のガソリン自動車の技術は、もはや無用の長物となってしまうかもしれません。
注)以上は私見であり、また、ファイナンシャル・リテラシー(金融知力)の向上のみを目的としたものです。したがって、投資勧誘の目的で作成されたものではありません。実際の投資の最終判断は、自己責任でお願い申し上げます。
にほんブログ村
<クリックで応援、宜しくお願い申し上げます。 m(_ _)m>
よろしいですか?