《東洋経済ONLINEでコラム掲載中》暴落に学ぶ
おはようございます、松下です。
毎週日曜日は、投資に関連する
テーマのコラムをお届けしています。
本日のテーマは、
「暴落に学ぶ」
暴落は、必ず年に数回起こります。
それには明確な理由があります。
時にそれは大暴落へと肥大化します。
暴落では多くのことを学ぶことができ、
暴落で利益を上げることができます。
しかし、多くの投資家は、
暴落に対して恐れるだけで、
何も学びません。
投資家とは、どんなことが起ころうとも、
リスクを取って利益を目指す人です。
暴落に学び、さらに利益を上げてください。
【コラム】松下誠の投資探究
第211回「暴落に学ぶ」
市場では、年に何回か暴落が起こる。暴落は、市場参加者の急激な悲
観や絶望によって起こり、希望や楽観の裏返しの形で、一定の頻度で現れる。
数年に一度、暴落は大暴落へと肥大化する。市場に暴落が起きる時、
私たちは様々なことを学ぶことができる。
暴落の中で学ぶ最大の要素は、資金管理の重要性である。資金管理が
欠如している投資家は、暴落の訪れにより資金が壊滅的なダメージを
被るので、この時、資金管理の重要性を痛感する。できることなら、
暴落に遭遇する前に、資金管理の重要性を学んでおきたい。
ある種の暴落は、買いのチャンスを生む。なぜなら、市場参加者は
ダウントレンドの終末部分においてオーバーシュートと呼ばれる
パニックの状態にあり、ここに暴落がぶつかる時、それ以上の安値は
二度と現れないことがある。この場合、暴落はパニックになって
売る時ではなく、冷静に買う時でさえある。
市場における下落の激しい動きが暴落であり、その激しい動きから、
投資家は様々なことを学ぶことができる。市場が激しく動く時、
リスクは高くなっており、損をしやすい反面、利益を上げやすい
時でもある。市場は常にリスクに満ちており、暴落は何度も
繰り返される。過去の暴落を確認すれば、私たちは損を防ぐ
ことができ、利益を上げることができる。暴落に恐れ
おののくのではなく、暴落に学ぼう。
よろしいですか?