10月限をトレードする前に、確認しておきたいこと
こんにちは、管理人の日経OP売坊です。
当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございました。
少しでも皆様のお役に立つ情報を提供していきたいと思いますので、応援宜しくお願いいたします。
さて、今回のテーマは10月限をトレードする前に、確認しておきたいことです。
本日から10月限が主要「戦場」となります。
そこで、本日はそのトレードをするときに覚えておきたい事柄をまとめてみました。
(1) 10月限のSQは10月13日の金曜日
★ SQまで5週間ですので、いつもより1週間長い。
★ 大したことはないと思うかもしれませんが、率にすると25%も長い。
★ オプションは、時間が長くなれば長くなるだけ、その時間的価値が大きくなります。
★ つまり、タイムディケイ(時間による価値の減少)が遅いので、売り手は注意が必要です。
注) オプションの時間的価値は、他の条件を一定とすると、残存日数の平方根に比例します。
<標準偏差:SD>
33日前 (09月11日) 1122
26日前 (09月18日) 996
19日前 (09月25日) 852
12日前 (10月03日) 677
05日前 (10月10日) 437
注)日経平均VIは、1年を360日として計算されています。
この10月限は以上のように、時間的価値の減少が緩やかですので、売り手は十分注意する必要があります。
(2) ボラティリティの上昇
★ 9月8日の日経平均VIの水準は、19.22と前日よりも2.01上昇しています。
オプション価格はボラティリティが大きくなると、他の条件が一定でも、理論価格が高くなります。
この点も、売り手は注意すべき点ですね。
このように、売り手にとってはアゲインストの状況ですね。
13日の金曜日と末尾が7の年(2017年)も考えると、PUT売りは慎重にいきたいところです。
注)以上は私見であり、また、ファイナンシャル・リテラシー(金融知力)の向上のみを目的としたものです。したがって、投資勧誘の目的で作成されたものではありません。実際の投資の最終判断は、自己責任でお願い申し上げます。
<クリックで応援、宜しくお願い申し上げます。 m(_ _)m>
よろしいですか?