USD/HKD(ペッグ通貨・ドルペッグ制)で過去に何故負けたか? 今からどうやって勝つのか? 本質を語る!
運良く勝ち続けてもただの1敗で致命傷を負うかも… いつの日か、必ず大逆走する日は来るよ?
の続きとなります。 頑張ってトラリピ系の手法で損切りなしに挑む
…という事で、最初のお題 【常にレンジ内でしか動かない通貨ペアを使ってのトラリピをやってみる?】
通常の通貨ペアだとどれだけレートが上昇するか或いは下げるかは、その時の相場次第で上限も下限も無いのですが、国の方針で「ある国と自国の通貨のレートに関しては上限・下限を設けその範囲内でしか動かない」ように設定している場合があります。
『これをペッグ通貨(通貨ペッグ制度)といいます』
代表的なのが USD/HKD(米ドル/香港ドル) の組み合わせで、米ドルとのペッグなのでドルペッグ制と言われています。
他にはオマーンリアルとか中東の国でドルペッグをしている国が幾つかありました。
範囲内でしか相場が動かないので、何時まででも待ち続ければいつの日か利食いできるレートまで来る。
…とは言え、マイナススワップとなる通貨ペアだと、待ち続けている間にマイナス金利で破綻します。
レート幅が限られるからこそ、為替差益は出ても小さめですし、底値張り付きが続いたり小幅な値動きだけで半年とか数年が過ぎることがあるので、どうしてもマイナススワップの責め苦を受けながら待つことが出来ないのです。
故に仕掛ける時の大原則としてプラススワップとなる方 → USDHKDだとロングとなります。
下げ幅に限度があるので、仕込みよりも少々含み損が広がろうと何処かで下げ止まり、何時かは底打ち反転してプラス圏に移行する。
無論前述のとおり、それまでに半年とか数年とか掛かったりはするけど、スワップ派って奴は損切りが出来ない代わりに、忍耐強く何時まででも待てる人が多いので、日々、1万通貨で数十円(下手した2~3円とか)でもスワップを貰いつつ延々と待てば何時かは勝てる…というのは魅力です。 損切りしない以上無敗で、何時かはプラテンするなら私のようなトレーダーでも常勝不敗足り得ます
【だが、ほぼ全てのドル香港ロンガーは撤退を強いられた】
何時かは勝てる、そしてその忍耐力はある…なのになぜ撤退を強いられたのか?
それは当たり前と思われていた前提条件があっさりと覆されたからです。
買いで持てば少額なれどプラススワップという前提が崩れマイナススワップとなったからです。
延々と待てば何時かはプラテン → しかし、日々のマイナススワップで持ち続けることが困難 → 追加入金しても一向に反転の目処が立たず底値に張り付く → 持ち続けたらマイナス金利でハメ殺されるので泣きながら撤退 → 膨大なマイナススワップと、結構な為替差損を払っての敗走となりました。
【ペッグ通貨は基本金利差でのみレートが動く】
買いでプラススワポだからみんな買いで持つ。 レートは上昇。 これは良いのです。
では巻き戻る(下げる)のはどんな時か?
買いでマイナススワポになった → みんな逃げる(売る) → 売るから下がる
仮にマイナススワップになってもある程度の期間で買ったレートより上になれば為替差益はでるので、まあトントンにはなる?
でも実際はマイナススワップになればみんな逃げるのでレートは下がる → 含み損は拡大 → スワップがプラスになれば買い手も現れるけど、金利はマイナスのまま → 粘り強い人も損失確定の売りで逃げ始める → 更にレートは下がって差損拡大
レンジ幅が決まっていようとこれでは勝てません。
勝てるのはレンジ幅が決まっている上で、プラススワップが確定であるという前提が必須です。
私含め多くの人がUSDHKDは短期的にマイナススワップが数日~1~2週間続いても基本はプラススワップ…と信じていた。
その前提が覆って、とても長いマイナススワップの期間が続き撤退を強いられる → その時にはみんなの売りでレートは底値張り付きで、被害甚大だった。
【今はかなり良さそうだが無敗が保証されているわけじゃないよ】
スワップがマイナスになればどうやっても負けてしまうのは前述のとおり。
それでやられた人が多くて廃れてしまったわけだが、今も駄目なのだろうか?
答えは否
取り扱ってる業者は少ないけど、良いスワップ提供してる YJFX だと
ず~っと20円ほどのプラススワップで先週も今週も20円以上あります。
安定してプラススワップならばレートも…
4時間足のUSD/HKD
プラススワップを貰いつつ、日々レートはジリジリと上昇(為替差益も増えてくる)
理想的な状況です。
やるならばもう数か月前がベストでした「数か月前からプラススワップで固定され始めた(マイナスになる日が無い)」
そしてプラススワップだからこそレートは堅調な訳です。
でも今からでもかなりの確率で勝てそうではあります。
香港ドルを売って、米ドルを買うのがドル香港のロング
そして米ドルは今年一年掛けてまだ利上げしていくのですから、スワップがマイナスになるのは当分先っぽいです。
まあ1pipが14円程度だから、儲かっても資金効率が悪いし、レートの下げは耐えても、スワップのマイナス固定が続くなら損切りも必要ってことを理解しているなら、かなり優位性はありそうです。 スワップ派の忍耐強さがあるなら悪くはないか?
PS. くそっ ドルペッグを書くだけでこんなに時間が掛かるのか… しかもあらましだけだし、EUR/DKKは全部スルーで原稿用紙5枚以上。 他の説明はいつ終わるのやら…
余談だけど、スワップは良いけど、レアル弱くて苦しい。 それと紹介報酬が出るのはあと一人だけになりました。 紹介者で狙っている人は急いで 紹介を希望される方はこの記事見て申し込んで → コチラ
PS2. リスクオフの巻き戻しが一気に起こりましたね。さすがは水星逆行期
ポンド円で17万円プラス
日経225ミニで13万円以上プラスで 30万円超えの利益 ちょっと嬉しいよ
(購入者への公開はこの部分を書き換えてください)
よろしいですか?