勝率は度外視、リスクリワード比のよいシステムができた。
ハイローバイナリーなら勝率が全てですが、普通に相場を張っている限りは勝率に拘泥しないほうが生き残れると思います。皆さん、いかがでしょうか。
今回の新発想テクニカルに基づいたトレードロジックは、あくまでトレンドを大きく獲ることを意図していましたので、勝率は重視していませんでした、というより度外視でした。ある程度の負けは許容して、トータルで勝てればいいというスタンスでした。
結果、出来上がったシステムは、低勝率、高リスクリワードなものでした。コツコツ負けてドカンと勝つシステムです。
相場を張るという点では、損小利大を実現しており、ある意味王道だと思うのですが、これじゃ人気でないよね、と自分でも思います。「勝率はどれぐらいですか?」と聞かれたら、「3割です」としか答えようがないからです。実際、EAのバックテストでは2割5分です。
トレードロジックをEA化してあるので、色々な実験ができます。
試しにエントリーフィルターをかけてみると、プロフィットファクターは向上し、損益曲線は滑らかになりました。しかし、肝心の実現利益が減ってしまいました。負け金額は減るが、勝ち金額も減ってしまうのです。負けトレードだけを排除する都合の良いロジックは見つかりませんでした。
そんな訳で、フィルターなしの素のロジックのままで勝負しています。
以下は、EA「Trend Surfer Mk-II」による今月のドル円1時間足でのバックテスト結果です。サインツール「トレンド相場でドカンとゲット。」のサイン通りにやればこの結果になります。
勝率は25%、連敗数は8ですが、リスクリワード比は、56857.14÷10680.95=5.32 と、とても高い数値となっています。
これが、このトレードシステムの実力です。
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